東京都の永代供養墓おすすめの選び方|費用相場・安い合祀墓・都立霊園・エリア別に解説【2026年版】

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東京都内の永代供養墓の費用と選び方のポイントを専門家が解説
執筆・監修: 本間 喜昭(関東の老舗石材店で10年勤務・1,000件超の建墓・改葬・納骨に携わった実務経験者)
最終更新日: 2026年5月7日

東京都の永代供養墓の費用相場は、合祀墓なら3万円から50万円程度、納骨堂なら40万円から120万円程度、個別安置型なら30万円から150万円程度が目安です。

東京は永代供養墓、納骨堂、樹木葬、都立霊園の合葬式墓所など選択肢が非常に多い地域です。一方で、駅近・都心部ほど費用が高くなりやすく、表示価格とは別に納骨料・刻字料・銘板料・管理費がかかるケースもあります。

この記事では、石材店で10年・1,000件超の建墓・改葬・納骨に携わった経験をもとに、東京都で永代供養墓を探す方に向けて、費用相場、安い施設の探し方、都立霊園の合葬式墓所、23区・多摩・八王子・町田のエリア別特徴、後悔しない選び方をわかりやすく解説します。

東京都の永代供養墓 結論早見表

疑問 結論
東京の費用相場は? 合祀型3万から50万円、納骨堂40万から120万円、個別型30万から150万円程度
安い永代供養墓はある? ある。合祀墓・公営合葬式墓所・送骨対応型は費用を抑えやすい
宗派不問で入れる? 民営霊園は不問が多い。寺院型は宗派・檀家条件を確認
都立霊園で永代供養できる? 合葬埋蔵施設・樹林型合葬埋蔵施設がある。抽選制・応募資格あり
駅近の施設はある? 23区内は駅徒歩圏の納骨堂・寺院型永代供養墓が多い
墓じまい後に移せる? 移せる。改葬許可申請と墓石撤去が必要

目次

東京都の永代供養墓の費用相場

東京都の永代供養墓

東京都内の永代供養墓は、全国平均より高めになりやすい一方で、合祀型や都立霊園の合葬式墓所を選べば費用を抑えることもできます。

種類 東京の費用相場 特徴 注意点
合祀墓・合葬墓 3万から50万円 もっとも安い。年間管理費不要が多い 一度合祀すると遺骨を取り出せない
集合型 30万から100万円 骨壺のまま一定期間安置し、その後合祀 個別安置期間と延長可否を確認
個別安置型 30万から150万円 個人・夫婦・家族単位で区画を利用 人数分の費用で高くなることがある
納骨堂 40万から120万円 屋内型。駅近・都市型が多い 年間管理費や契約期間を確認
樹木葬 10万から100万円 自然葬。23区内から郊外まで選択肢が多い 合祀型か個別型かで費用と扱いが違う
都立霊園の合葬式・樹林型 数万円台から 公営で費用を抑えやすい 抽選制・応募資格・募集年度の確認が必要

石材店経験者からひとこと

東京都内は「駅近」「宗派不問」の施設が多い一方で、本体価格が安く見えても、納骨料・刻字料・銘板料・管理費が別途かかるケースが多くあります。広告の最低価格だけで比較せず、「納骨当日までに総額いくらか」「夫婦2名なら総額いくらか」を必ず確認してください。

東京で安い永代供養墓を探すならどれ?

「東京で安い永代供養墓を探したい」という方は、まず合祀墓、公営の合葬式墓所、送骨対応の永代供養墓を比較しましょう。

予算 候補 向いている人 注意点
10万円以下 合祀墓・公営合葬式墓所・送骨納骨 費用を最優先で抑えたい 合祀後は取り出せない。お参り先の個別性は低い
10万から30万円 合祀墓・一部の樹木葬・集合型 費用を抑えつつお参り先を残したい 刻字料・納骨料が別の場合あり
30万から80万円 集合型・個別型・一部納骨堂 一定期間は個別に安置したい 個別安置期間と年間管理費を確認
80万円以上 駅近納骨堂・個別型・永代供養付き一般墓 アクセスや個別性を重視したい 複数名では一般墓並みになることがある

安さだけで選ぶなら合祀型が候補になりますが、あとから遺骨を取り出せない点は大きな注意点です。費用と個別性のバランスを取りたい場合は、一定期間個別安置される集合型や樹木葬も比較しましょう。

東京都の永代供養墓の種類

1. 合祀墓・合葬墓

他の方の遺骨と一緒に埋葬するタイプです。東京でもっとも費用を抑えやすい永代供養墓で、年間管理費がかからない施設も多くあります。

一方で、合祀後は遺骨を取り出せません。親族が「他人の遺骨と一緒になるのは抵抗がある」と考える場合は、個別安置期間のあるタイプを検討しましょう。

2. 納骨堂

東京都内で特に選択肢が多いのが納骨堂です。屋内施設のため天候に左右されず、駅近や都心部に多いのが特徴です。

ロッカー型、仏壇型、自動搬送型などがあり、施設によって費用と管理費が大きく異なります。一定期間後に合祀される場合もあるため、契約期間と年間管理費を確認しましょう。

関連記事: 納骨堂の意味は?費用と選び方に合祀墓と永代供養墓との違い

3. 樹木葬

樹木や草花を墓標とする供養方法です。東京では、23区内の寺院型樹木葬から、多摩・八王子・町田エリアの自然豊かな樹木葬まで幅広く選べます。

樹木葬にも合祀型、集合型、個別型があります。「自然に還る」イメージだけで選ばず、遺骨を骨壺で納めるのか、土に還すのか、合祀されるのかを確認してください。

4. 個別安置型・石材型

従来のお墓に近い形で、個別区画や墓標を持てるタイプです。東京では土地の制約があるため小型の区画が多く、一定期間後に合祀される契約が一般的です。

「しばらくは家族のお墓として使いたい」「でも後継者は不要にしたい」という方に向いています。

5. 都立霊園の合葬埋蔵施設・樹林型合葬埋蔵施設

東京都が運営する都立霊園にも、合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設があります。公営のため費用を抑えやすい一方で、募集年度、応募資格、抽選倍率に注意が必要です。

直近公開の都立霊園例 施設種別 使用料例 注意点
八柱霊園 合葬埋蔵施設・一定期間後共同埋蔵 遺骨1体あたり117,000円 一定期間後に共同埋蔵
八柱霊園 合葬埋蔵施設・直接共同埋蔵 遺骨1体あたり47,000円 納骨後すみやかに共同埋蔵
多磨霊園 合葬埋蔵施設・一定期間後共同埋蔵 遺骨1体あたり60,000円 募集年度・資格を確認
小平霊園 合葬埋蔵施設・直接共同埋蔵 遺骨1体あたり53,000円 募集年度・資格を確認
多磨霊園 樹林型合葬埋蔵施設 遺骨1体あたり81,000円 / 粉状遺骨27,000円 自然に還る合葬型
雑司ケ谷霊園 樹林型合葬埋蔵施設 遺骨1体あたり106,000円 / 粉状遺骨35,000円 募集年度・資格を確認

上記は東京都が公表した直近募集情報に基づく例です。都立霊園は年度によって募集内容が変わるため、最新情報は東京都または東京都公園協会の公式情報で確認してください。

都立霊園だけに絞ると待ち時間が長くなることがあります。

都立霊園は費用面で魅力がありますが、抽選制で希望年度に必ず入れるとは限りません。納骨時期が決まっている場合や墓じまいを進めている場合は、民営霊園・寺院型永代供養墓も並行して比較しましょう。

東京のエリア別おすすめの選び方

東京都で永代供養墓を選ぶときは、住所だけでなく「誰がお参りするか」「電車か車か」「費用を優先するか」を基準にエリアを絞ると探しやすくなります。

エリア 特徴 向いている人 費用傾向
東京23区内 駅近の納骨堂・寺院型永代供養墓が多い 電車でお参りしたい、都心に通いやすい場所を重視 高め
港区・新宿区・渋谷区・文京区など 寺院型・納骨堂が多く、アクセス重視 都心でお参りしたい 高め
足立区・葛飾区・江戸川区など東部 比較的費用を抑えやすい寺院型・霊園型がある 23区内で費用も意識したい 中程度
多摩・小平・府中 都立霊園や大型霊園が候補 公営霊園も検討したい 中から安め
八王子・町田 自然豊かな霊園・樹木葬が多い 車でお参りできる、広さや自然環境を重視 抑えやすい

東京都の永代供養墓を選ぶ7つのポイント

1. アクセスを最優先で確認する

東京では駅近の施設が多い一方で、駅からの坂道、階段、乗り換え、駐車場の有無でお参りのしやすさが変わります。地図上の距離だけでなく、実際に歩いて確認しましょう。

2. 表示価格ではなく総額を見る

本体価格が安くても、納骨料、刻字料、銘板料、管理費、法要費が別途かかることがあります。「1名分の総額」「夫婦2名分の総額」「墓じまいから納骨までの総額」で比較してください。

3. 合祀のタイミングを確認する

7年後、13年後、33回忌後、最初から合祀など、施設ごとに異なります。合祀後は遺骨を取り出せないため、親族と必ず共有しましょう。

4. 宗派・檀家条件を確認する

民営霊園は宗派不問が多いですが、寺院型では宗派や檀家加入、法要参加の条件がある場合があります。無宗教の方、改宗したくない方は必ず確認してください。

5. 複数名で入る場合は人数分の費用を計算する

合祀墓や納骨堂は「1名あたり」の価格表示が多く、夫婦・家族で入ると総額が大きくなります。一般墓や永代供養付き一般墓の方が合う場合もあります。

6. 現地見学で雰囲気と管理状態を見る

写真ではきれいに見えても、実際の清掃状態、参拝スペース、スタッフ対応、周辺環境は現地でないとわかりません。できれば平日と休日の雰囲気も確認しましょう。

7. 墓じまい予定なら改葬と撤去費も同時に見る

実家のお墓を墓じまいして東京の永代供養墓へ移す場合、現在のお墓の撤去費、閉眼供養、改葬許可申請、運搬費がかかります。永代供養墓の費用だけでなく、墓じまい費用も含めて比較しましょう。

東京で永代供養墓を探すときの質問リスト

  • 表示価格に納骨料・刻字料・銘板料は含まれていますか
  • 年間管理費はありますか
  • 合祀される時期はいつですか
  • 合祀後に遺骨を取り出せますか
  • 夫婦・家族で入る場合の総額はいくらですか
  • 宗派不問ですか、檀家になる必要はありますか
  • 生前申し込みはできますか
  • 墓じまい後の改葬先として利用できますか
  • 改葬許可申請や納骨当日のサポートはありますか
  • 駅からの送迎や駐車場はありますか
  • ペットと一緒に入れますか
  • 契約後に解約・変更はできますか

墓じまい後に東京都の永代供養墓へ移す流れ

地方や実家のお墓を墓じまいして、東京都内の永代供養墓へ遺骨を移す場合は、改葬手続きが必要です。

  1. 家族・親族に墓じまいと改葬の意向を伝える
  2. 現在のお墓の管理者に相談する
  3. 東京都内の永代供養墓を見学・契約する
  4. 現在のお墓がある市区町村で改葬許可申請書を入手する
  5. 墓地管理者から埋葬証明書・納骨証明書をもらう
  6. 新しい納骨先から受入証明書をもらう
  7. 改葬許可証を受け取る
  8. 閉眼供養と遺骨取り出しを行う
  9. 石材店に墓石撤去・更地工事を依頼する
  10. 東京都内の永代供養墓へ納骨する

石材店経験者からひとこと

東京へ改葬する相談では、「納骨先の契約」と「現在のお墓の撤去」を別々に進めて、日程が合わず困るケースがあります。改葬許可証、遺骨取り出し、墓石撤去、東京での納骨日を一連の流れで調整できる石材店や霊園に相談するとスムーズです。

関連記事: 墓じまい後の遺骨はどうする?供養先7つの費用・手続き・後悔しない選び方

東京都の永代供養墓が向いている人・慎重に検討すべき人

向いている人

  • 都内や近郊に住んでいてお参りしやすさを重視したい
  • 後継者がいない、または子どもに負担を残したくない
  • 駅近の納骨堂や寺院型永代供養墓を探している
  • 墓じまい後の改葬先を東京で探している
  • 生前に自分の納骨先を決めたい
  • 宗派不問の施設を探している

慎重に検討すべき人

  • 親族が合祀に強く反対している
  • 将来、遺骨を取り出す可能性がある
  • 車でしか行けない場所でもよいが、都心の駅近にこだわっている
  • 夫婦・家族全員分で費用が高くなる
  • 都立霊園の抽選だけに絞ろうとしている
  • 現地見学をせずに契約しようとしている

よくある質問

東京都の永代供養墓の費用相場はいくらですか?

合祀墓は3万円から50万円程度、納骨堂は40万円から120万円程度、個別安置型は30万円から150万円程度が目安です。都心部や駅近は高くなりやすく、多摩・八王子・町田方面は費用を抑えやすい傾向があります。

東京で安い永代供養墓を探すなら何を選べばいいですか?

費用を抑えたい場合は、合祀墓、公営の合葬式墓所、送骨対応の永代供養墓が候補です。ただし合祀後は遺骨を取り出せないため、家族とよく話し合ってから決めましょう。

都立霊園で永代供養墓は利用できますか?

都立霊園には合葬埋蔵施設や樹林型合葬埋蔵施設があります。ただし抽選制で、応募資格や募集年度の条件があります。最新の募集内容は東京都や東京都公園協会の公式情報で確認してください。

東京都の永代供養墓は宗派不問で入れますか?

民営霊園は宗派不問の施設が多いです。ただし寺院が運営する永代供養墓では、宗派や檀家加入、法要参加の条件がある場合があります。契約前に確認してください。

東京の永代供養墓は生前申し込みできますか?

多くの施設で生前申し込みが可能です。終活として自分で納骨先を選び、家族の負担を減らす目的で契約する方が増えています。

夫婦で入れる東京都の永代供養墓はありますか?

あります。夫婦用の個別安置型、家族型樹木葬、納骨堂、永代供養付き一般墓などが候補です。ただし2名分の費用がかかるため、総額で比較しましょう。

墓じまい後の遺骨を東京都の永代供養墓へ移せますか?

移せます。現在のお墓がある市区町村で改葬許可証を取得し、遺骨を取り出して東京都内の永代供養墓へ納骨します。墓石撤去は石材店への依頼が必要です。

駅近の永代供養墓と郊外の永代供養墓はどちらがよいですか?

お参りのしやすさを重視するなら駅近、費用や自然環境を重視するなら郊外が向いています。高齢になっても通えるか、家族がどこからお参りするかを基準に選びましょう。

まとめ

東京都の永代供養墓は、駅近の納骨堂、寺院型永代供養墓、樹木葬、都立霊園の合葬式墓所など選択肢が豊富です。

ただし、東京は費用差が大きく、表示価格だけでは総額がわかりにくい施設もあります。納骨料、刻字料、銘板料、年間管理費、合祀時期、宗派条件まで確認して比較しましょう。

安さを重視するなら合祀墓や都立霊園、アクセスを重視するなら23区内の納骨堂や寺院型、自然環境を重視するなら多摩・八王子・町田方面の樹木葬や霊園も候補になります。

墓じまい後に東京都内へ改葬する場合は、改葬許可申請と墓石撤去が必要です。納骨先と石材店を同時に比較し、家族が納得できる形で進めましょう。

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