火葬時間の目安はどのくらい?収骨までの手順と火葬中の過ごし方

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火葬にかかる所要時間と火葬中の過ごし方

日本では特殊な例を除き、「火葬」という手順を経てから埋葬することになります。

 

そのため、この過程は上記で挙げた「特殊な例(航海中に亡くなり、港が遠いなど)」以外の場合は火葬が行われるのが必須と考えておくべきでしょう。

 

ただ、この「火葬」は、「通夜・葬式」以上に慣れないものです。

 

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通夜・葬式は一般弔問客の立場で出ることもありますが、火葬は家族や親族、あるいは極めて親しい友人の立場のときにしか臨席することがないものだからです。

 

多くの人にとってなじみの薄い「火葬」の流れや手順について見ていきます。




火葬の流れ

火葬の流れを解説

火葬場によって多少の違いはありますが、火葬は概ね以下のような流れをとることになります。

 

  1. 霊柩車(親族は、マイクロバスや自家用車などを使うケースが多い)に乗って葬儀会場を出発する
  2. 炉の前につき、そこで最後のお別れが行われる。仏教の場合は、読経が行われる
  3. 炉の中に棺を入れる。多くの場合火葬場のスタッフが火葬のスイッチを押すが、喪主が行うこともある
  4. 火葬中、家族や親族などで軽食を取る
  5. 火葬が終わったら火葬場のスタッフが案内に訪れるので、それに従って移動する
  6. 収骨を行う
  7. 葬儀式場に帰り、繰り上げ初七日法要を行ったり精進落とし(仏教)を行ったりする。この席を設けない場合は、解散する

 

 

火葬にかかる時間の目安はどれくらい?

火葬場での待ち時間

火葬にかかる時間は、だいたい1時間~2時間半程度です。

 

施設などによって異なるため、ある程度時間に余裕をもって臨みたいものです。

 

ただ、この「時間」を家族が計る必要はありません。

 

上記でも述べたように、火葬場での行動はほぼすべて火葬場のスタッフの誘導によって行われるため、控え室で待っていればよいのです。


火葬の際に棺に入れられるもの

棺桶に入れて火葬して良い物と悪いものの判断

火葬場のスタッフから確認があるかと思いますが、「棺に入れてよいもの、入れてはいけないもの」があるので、この点は注意をしておきましょう。

 

悪臭を発するもの(プラスチック類)やお骨の変色や燃え残りが懸念されるもの(厚さのある本など)、爆発の可能性があるもの(ライターなど)は入れてはいけません。

 

また、意外なところでは「眼鏡」。

 

眼鏡も、施設によってはNGとされることもあります。

 

ちなみに、かつては「写真は入れてはいけない。写真に写っている人も連れていかれてしまうから」と言われていました。

 

この考えを今も持っている人もいて「写真を入れるならば、風景写真を」と考える場合もあります。ただ、「家族の思い出と一緒に旅立ってほしい」という願いを込めて、写真を入れる場合もあります。

これに関しては、どちらが正しい・正しくないというものではありません。家族や親族がどう考えるか、どう感じるかによって分かれるものです。

 

 

火葬中の待ち時間の過ごし方

火葬が終わるまでの待ち方

火葬には1時間~2時間半ほどかかりますから、その待ち時間をどう過ごすかが問題になってきます。

 

1時間~2時間半、しかもいつ火葬が終わるかわからないという状況ですから、このときは火葬場で過ごすのが基本です。

 

火葬場には控え室が用意されているので(座敷の場合もあれば、イス席の場合もあります)、そこで火葬が終わるのを待つことになります。

 

このときには、多くの場合軽食が出されます。

軽食の種類はさまざまで、

  • 「供物をばらして持ってきたお菓子(葬儀会社のスタッフなどが開き、用意してくれる場合もある)」
  • 「火葬場で食べる用のお菓子が個別に配られる」
  • 「火葬場で食べる用のお弁当(おにぎりなど)が出される」
  • 「お酒などが出される」

などのケースが見られます。

 

どのようにするかは、家族や葬儀会社によって異なります。

 

ただ、「このようにしてほしい」という明確な希望があれば葬儀会社に伝えておくとよいでしょう。

また、これはあくまで主観ですが、現状では「お弁当を食べる」というやり方よりも、「お菓子(茶菓)類を食べる」というケースが多いように思われます。

 

これもあくまで推論の域を出ませんが、多くの場合で火葬の後に一度葬儀式場に戻り、初七日法要を経た後に精進落としの席が設けられることが理由かと思われます。

 

精進落としの席では比較的しっかりした料理(懐石料理など)が出されるので、火葬場ではあくまで「少しつまむだけ」にとどめておくケースが多いのでしょう。

 

なお、火葬場で待っている間は、故人の思い出話などをして過ごすようにします。

 

収骨の案内がかかったら、収骨室へ移ります。

 

喪主から収骨をしていくのが基本です。

 

火葬場のスタッフから簡単な説明を受け、足の骨の方から骨壺に入れていくことになります。

 

このときは、2人で箸を使って入れていくやり方が取られます。

 

ただ、収骨のやり方については地方差が見られます。

 

たとえば、「2人で箸を使って入れていく」やり方も、施設や地方によっては「長いお箸を使って1人で入れていく」というやり方を推奨しているところもあります。

 

このため、火葬場のスタッフの案内に従って入れていくようにするとよいでしょう。

 

 

まとめ

火葬が終わるまでの所要時間は概ね1時間~2時間半ほど。

 

火葬の流れや棺に入れて良い物悪い物や収骨方法は、火葬場スタッフの方から案内があるので、話を良く聞いて行動しましょう。

 

また、火葬が終わるまで待っている時間は、軽食を食べたり飲んだりしながらも、生前の思い出話を語り合うなどして、故人を偲びましょう。

 

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