本駒込陵苑の納骨堂見学レポート|充実の設備とサービスがお手頃価格

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東京都文京区本駒込陵苑現地取材記事

お墓への埋葬だけにとどまらず多様化する供養の方式。特に近年都市部の納骨堂に人気が集まっています。

 

今回は2019年1月のオープン後、人気が急上昇中の東京都文京区にある納骨堂「本駒込陵苑(ほんこまごめりょうえん)」さんを取材しました。

 

本駒込陵苑とは

東京都文京区の本駒込陵苑納骨堂外観

本駒込陵苑とは、東京都文京区の白山エリアにある、1615年(元和元年)開山の浄土宗十方寺(じゅっぽうじ)さんに併設された、自動搬送式の納骨堂です。

 

建物は十方寺さんの本堂・庫裡(ご住職のお住い)を含めて地上4階(うち、納骨室は2階と3階)・地下1階建て、延べ面積約2,999㎡、約11,500基という規模を誇ります。

 

本駒込陵苑を運営する浄土宗十方寺

 

十方寺は浄土宗のお寺ですが、本駒込陵苑は宗旨宗派不問ということで、どなたでもご利用が可能です。

 

本駒込陵苑の資料請求

 

 

本駒込陵苑の受付と参拝室

本駒込陵苑の看板

ここからは、お墓探しのミカタの担当者が実際に現地を見学して感じた本駒込陵苑の至れり尽くせりの充実した設備と魅力をご紹介させていただきます。

 

1階 受付ロビー

本駒込陵苑の受付ロビー

※(写真提供 本駒込陵苑)新型コロナウィルス流行前に撮影したもので、現在は打ち合わせスペースには衝立や消毒液を設置することで、感染防止策が万全に取られています。

 

まず、1階の入り口から入ってみると、まるでホテルのチェックインロビーを思わせる落ち着いた空間が広がります。

 

受付の方が常駐されていますが、参拝客用のICカードをお持ちの方は隣にある受付の機械にそのまま向かってしまって問題ありません。

 

こちらが受付の機械です。下部にある本駒込陵苑のロゴマークにICカードをかざすと、参拝可能な礼拝室が表示される仕組みです。

本駒込陵苑の受付最先端システム

今回ご案内して頂いた本駒込陵苑所長の田尻和正さんによると、カードをかざしてから約45秒〜2分程度でご遺骨を収めた厨子が礼拝室に送られてくるとのこと。2階と3階に位置する礼拝室への移動時間を考えると、礼拝室前で待たされる心配はまったくないと言えるでしょう。

 

ちなみに納骨堂の自動搬送機の設計と保守管理はトヨタ自動車のグループ企業で、フォークリフトなどの搬送機で高い実績を誇る「トヨタL&F」社が担当。日本が誇る一大有名企業が快適な参拝の実現に一役買っています。

 

カードをかざすと、お骨が移送されてくる参拝室が表示されるので、参拝者はそちらに向かうだけ。

カードで参拝の受付を行うと遺骨が自動搬送される仕組み

このように受付を済ますと、参拝室の場所が表示されるのでそちらへ向かいます。

 

なお、自動受付機背後のディスプレイでは、どの参拝室が参拝中なのかが表示されるようになっています。

参拝中の部屋がディスプレイに表示される

実際に納骨堂の申し込みとなった場合、納骨室のある2階と3階それぞれ3種類のエリアから選ぶ形になり、例えば2階の場合は躑躅(つつじ)エリア(躑躅・藤・百合・桜)、桔梗エリア(桔梗・橘・菊・牡丹・梅)、萩エリア(萩・蘭・紅葉・椿・紫陽花)の中から選び、参拝の際には申込んだエリアの参拝室でお参りする仕組みです。

 

その為申し込みの際には、お好みのエリアを選ぶことをおすすめします。

 

 

2階 参拝室「花鳥風月」

本駒込陵苑の納骨堂参拝室の花鳥風月

ここからは実際に参拝を行うスペースを見ていきましょう。エレベータに乗ってまず向かったのは2階。

 

「花鳥風月」と名付けられた3エリア全14室の礼拝室から構成され、それぞれの礼拝室の背景には、日本の花や樹木をモチーフとした艶やかなデザインのモザイクアートが施されています。

花鳥風月の参拝受付機

 

2階花鳥風月の礼拝室椿

礼拝室『椿』

 

2階花鳥風月の礼拝室紫陽花

礼拝室『紫陽花』

 

 

2階花鳥風月の礼拝室牡丹

礼拝室『牡丹』

 

それぞれの礼拝室にはベンチが用意され、またフロア内で同時に複数組が参拝されることを配慮し、半個室の設計になっています。

本駒込陵苑のそれぞれが個室となった礼拝室

※写真提供 本駒込陵苑

 

本駒込陵苑礼拝室のベンチ

 

参拝口のボタンに触れると、

本駒込陵苑の納骨室ディスプレイ

 

脇のディスプレイには遺影(オプション)

納骨堂で自動表示される遺影のサンプル

 

戒名・没年月日などが表示されます。

納骨された方の遺影、戒名、没年月日が表示されるディスプレイ

 

 

礼拝室の扉が開きました。すでにお花とお香が供えられているので、参拝者ご自身で準備する必要はありません

本駒込陵苑花鳥風月の礼拝室

 

参考までに、モザイクアート込みの礼拝室はこちら(写真は桔梗エリアの梅)。

礼拝室桔梗エリアのモザイクアート礼拝室

※(写真提供 本駒込陵苑)

 

繰り返しになりますが、2階の場合は「躑躅エリア」、「桔梗エリア」、「萩エリア」から選ぶことができるのですが、これはお墓の申込み時に選択できます。

 

それぞれテイストが異なるので、実際にご自身の目で確認してお選びすることをおすすめします。

 

ちなみにこのお香

本駒込陵苑こだわりのお香

十方寺ご住職のご意向で最高級のものを使っているのだとか。香り豊かで煙で目がしみることはありません。

 

参拝室の両脇の壁には鳳凰のモザイクアートも。

本駒込陵苑の鳳凰モザイクアート

ご住職のご意向で、まるで極楽浄土にいるかのような演出が施されています。

 

2階の一角には遺骨を収蔵する厨子のサンプルが置かれていました。

遺骨収蔵箱のサンプル

先述の納骨室に○○家と銘板が設置されていますが、その裏側に収蔵される仕組みです。

本駒込陵苑納骨堂の骨箱

通常の骨壷であれば2体までですが、右端が2体用、左隣が1体用の専用粉骨箱を使用すればそれぞれ4箱、8箱まで収蔵できます。

 

その大きさは他の納骨堂と比べてもゆったりと作られています。納骨堂はお墓を継ぐ人がいないという理由でお求めの方が多いのですが、従来のお墓の様に代々と受け継いでいくこともできる点は、他ではなかなか見られない本駒込陵苑さんの大きな特徴と言えるでしょう。

 

一体用骨箱

※写真は1体用骨箱。右側が専用の骨袋

 

また専用骨袋を使うことで、収納できるお骨の数はもっと多くなりますが、仮にいっぱいになってしまっても、十方寺さんの永代供養墓に合祀してくださいます。

 

合祀後もお寺が供養してくださるという安心感は、寺院が運営する納骨堂ならではの特長です。

 

 

3階 参拝室「飛龍祥雲」

本駒込陵苑の3階礼拝室飛龍祥雲のディスプレイ

続いてはもう1つの参拝室エリア、3階ヘ向かいます。

 

「飛龍祥雲」と名付けられた3階参拝室も2階と同様、3つのエリア計14室で構成されています。

 

雷紋(かみなりもん)エリア(雷紋・雪輪紋・組亀甲・銀杏菱)、雲エリア(雲・青海紋・鮫紋・麻の葉)、桜吹雪エリア(桜吹雪・雪花紋・紗綾形・亀甲・七宝・唐草)の中から選びます。

飛龍祥雲のモザイクアート

全体的に艶やかな2階と比べ、3階は自然光が入り、おごそかな雰囲気を醸し出すデザイン。モザイクアートも金銀がふんだんに使われ高級感が溢れます。

 

こちらも2階と同様、エリアごとにデザインのテイストが若干異なるので、お好みのエリアを選びたいところ。

 

礼拝室 青海紋

礼拝室『青海紋』

 

礼拝室 雲

礼拝室『雲』

 

本駒込陵苑の墓標銘板

銘板の縁も金があしらわれて、高級感があります。

 

 

モザイクアートをアップで撮影。

立派なモザイクアート

しかし、筆者の一眼レフカメラでも細かい輝きまでは再現できず・・

 

「こればかりは現地でご自身の目で見ていただきたい」と田尻所長。

 

2階のモザイクアートももちろんですが、実際の輝きはぜひ現地にてご確認頂きたいポイントです。

本駒込陵苑3階の参道

2階の参道も広々としていますが、3階の参道はより余裕の感じられる広さです。礼拝室を区切る仕切りも細工が施されており、より高級感あふれる空間でした。

 

本駒込陵苑の資料請求

 

 

本駒込陵苑のその他の設備

本堂・副本堂

本駒込陵苑本堂のステンドグラス

1・2階からは十方寺さんの60名収容の本堂、30名収容の副本堂にもアクセスできます。(通常、本堂で法要を行うそうです。)

 

本堂の天井にあるステンドグラスは、先代ご住職が監修された旧本堂のものを移設してきたとのこと。太平洋戦争終結直後に作られたもので80年近く経った現在も現役。

 

2階にも法要に対応できる施設がある

 

本堂は1階にありますが、2階にも座席を設けて多人数での法要にも対応できる施設があります。こちらの椅子も旧本堂時代からなじみのあるお檀家様からの要望で新本堂にも引き継がれたのだそう。

旧本堂から引き継がれた本堂の椅子

 

ギャラリー

また本堂2階はちょっとしたギャラリーとなっており、歴史を感じさせる掛け軸やダライラマ法王が来寺された際の記録、ご住職と親交の深い相撲界の著名人の方々とのお写真が展示されています。

北の湖理事長と住職の写真

元横綱・相撲協会理事長の故北の湖さん(左)とご住職のお写真も。

 

法要室・会食休憩スペース

その他3階には70名対応の法要室、会食休憩スペースとして使われる客殿(会食・休憩スペース)があります。

本駒込陵苑納骨堂の広々とした休憩室

特に法要室は、十方寺の檀家の方や本駒込陵苑をご購入された方の葬儀・告別式でも使われるという本格仕様。

本駒込陵苑兼十方寺法要室

 

霊安室・専用エレベータ

また、地下1階には霊安室があるのですが、ご遺体の移送時や仕出しのケータリングと一般のご参拝客とは導線を分けて、専用のエレベータまで完備。細かいところではありますが、その心遣いが非常に有り難い。

 

ペット墓地

ちなみに、十方寺の檀家の方および本駒込陵苑の利用者の方のみ、ペット墓地も利用可能です。

十方寺兼本駒込陵苑ペット墓

 

 

本駒込陵苑の明朗な価格形態

本駒込陵苑さんの価格形態はわかりやすい2種類。

  • 2階の礼拝室「花鳥風月」利用・・・80万円
  • 3階「飛龍祥雲」の利用・・・99万円

 

こちらの価格にに永代使用料、戒名授与、遺骨収蔵厨子、銘板彫刻、永代供養料、参拝カードが含まれています。

 

さらに、法要室や客殿の使用料も無料です。

 

他にかかる費用は、年間護持会費が12,000円(納骨までは支払い不要)、オプションとして礼拝室での遺影が表示されるようにしたい時に5,500円、銘板彫刻にお花などのレリーフを入れたい時に別途かかるのみです。

 

2階と3階のおもな違いとしては、下記です。

  • モザイクアートのテイスト
  • 参道の広さ
  • 自然光が入るかどうか
  • 参拝室を区切る柵の素材とデザイン。2階がウォルナット素材、3階がナラノキ

 

ちなみに価格が高い方が特別に違いを出しているわけではなく、あとはご利用される方の好みで決めていらっしゃるケースが多いとのこと。

 

筆者の葬祭業界での経験上、これはとてもリーズナブルで尚且つわかりやすい価格形態と言えます。

 

これは、ご住職の「オプションで追加費用を取るようなことなことはしたくない。本駒込陵苑利用者と檀信徒の為、費用対効果が解りやすいように。」という熱い想いから実現したのだそうです。

 

言うは易く行うは難しとはよくいいますが、最低限のことだけをやっているから安いという訳ではなく、設備面はもちろん、前述のお焼香にいたるまで妥協は一切ありません。

 

このことから、『利用者の方のことを徹底的に考え抜いたお寺さんにおまかせしたい』と思ったのは筆者の私だけではないはずです。

 

田尻所長から頂いたコメントにも、強い想いが込められています。
「本来、お墓というものは代々受け継いでいくものですが、お金がないと法事自体も途切れてしまいます。多くの家はだいたい3回忌までで、続いてもせいぜい7回忌。そのため金銭面など環境を整えることで、供養が途切れないようにお手伝いしたいという思いがあります。」

 

 

本駒込陵苑の見学レポートまとめ

いかがでしたでしょうか。実際に見学をさせて頂き、高い人気の理由を身をもって体験することができました。

 

リーズナブルな価格形態でありながら、豪華な参拝室に充実した設備やご住職やスタッフの方々の妥協のない熱い想いが信頼を得ている本駒込陵苑。長い目で故人の方を想うのであれば最良の選択肢であることは間違いありません。

 

美しいモザイクアート、特に3階の金銀をふんだんに使った作品の数々は、是非見学時にご自身の目で確かめてください。

 

 

本駒込陵苑の資料請求

 

 

本駒込陵苑アクセス

東京メトロ南北線「本駒込駅」1番・2番出口から、ともに徒歩3分ほど。1番出口を出て右折(2番出口からは左折)し、本郷通りを直進して左手にあります。

東京メトロ南北線「本駒込駅」2番出口

入り口には看板もわかりやすい位置にあるため、迷わずにたどり着くことができました。

 

また、本駒込陵苑よりの本郷通り沿いにはエレベータ専用の出口が設置されているため、お年寄りの方など足腰に不安のある方も安心して訪れることができます。

本駒込駅エレベーター出口

都営地下鉄三田線「白山駅」からも徒歩4分、また近年「谷根千」で話題の東京メトロ「千駄木駅」からも徒歩12分と3路線利用できるので、遠方からのアクセスも抜群です。

 

また千駄木駅(「白山上」バス停下車)、JR山手線「田端駅」・「駒込駅」、東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目駅」(「向丘二丁目」バス停下車)から路線バス利用も可能です。

 

近隣には六義園をはじめ、先述の谷根千エリアなど観光名所も多いので、来訪ついでに観光もおすすめです。

六義園

 

本駒込陵苑
〒113-0023 東京都文京区向丘2-29-1
受付時間:平日・土日祝10時〜18時
設備:
本堂・受付、礼拝室、副本堂、法要室、客殿
各階男女および身障者トイレ完備。
駐車場は十方寺檀家の方のみ。また納骨の際に1台のみ駐車可能。

 

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本駒込陵苑の資料請求

本駒込陵苑についてもっと詳しく知りたいと思った方は、こちらのフォームから簡単に資料請求ができます。

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