合葬墓とは?公営と民営の費用相場から納骨堂との違いも解説

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合葬墓の意味を徹底的に説明するサイト

ご遺骨の埋葬方法が多様化している現代において、得に注目されている埋葬スタイルが合葬墓(読み方⇒がっそうぼ)です。

 

聞いたことがない方も多いかと思いますが、高齢化社会が進み、都市部を中心に墓地不足が深刻化する中で、将来的に合葬墓が埋葬スタイルの主流になる日がくるかもしれません。

 

今回は、今後も増えるであろう合葬墓に焦点をあてて解説していきます。

 

合葬墓の意味とは

合葬墓は合祀墓(ごうしぼ)とも言い、埋葬時に骨壺から遺骨を出して他の人の遺骨と共有の場所で土に返す埋葬施設を意味します。



合葬墓と納骨堂の違い

合葬墓は、先に述べたとおり埋葬時に骨壺から出して、その他大勢の遺骨と同じ土に返すのに対して、納骨堂は永代使用(数年~数十年の一定期間)の契約した間は納骨堂内の個別の空間に骨壺の状態で収められる屋内のお墓です。

 

【関連記事】納骨堂の意味は?費用と選び方に合祀墓と永代供養墓との違い

 

納骨堂の永代供養も最終的には合葬墓

納骨堂やその他の永代供養墓等も、施設によって違いはありますが、多くの場合33回忌などの一定期間安置(永代供養)したの後は、合葬(合祀)墓で土に返します。

 

【関連記事】永代供養の相場は?お寺の宗派や埋葬方法の違いによる注意点

 

 

合葬墓の費用相場

公営か民営かはもちろん、地域によって合葬墓の費用相場は変わってきます。それぞれ見ていきましょう。

 

公営の合葬墓の相場

東京都 都営小平霊園 1体 59,000円
神奈川県 横浜市営霊園 1体 60,000円
大阪府 大阪市設瓜破霊園 1体 50,000円

公営の合葬墓の一番の魅力は費用の安さだと言えます。一体あたり数万円のところが多いです。また、公営である安心感もあり、多くの人が申し込むため、利用者は抽選によって決まります。

 

その倍率は多いところで50倍を超える狭き門となっていて、今後もその傾向は進むと考えられます。

 

【公営合葬墓の関連記事】東京都立霊園の募集内容・値段と申し込み方法・資格確認

 

民営霊園や寺院の合葬墓の相場

民営霊園や寺院の場合は、永代供養とセットになっている場合が多く、費用も数万円~数十万円と幅広いです。

東京都 南大沢バードヒルズ 永代供養墓
一体(合祀) 150,000円
大阪府 海泉寺 納骨堂 永代供養墓 一体(永代供養) 350,000円
愛知県 庭園墓 花樂苑 一体(永代供養) 361,400円
京都府 城興寺 永代供養墓 一体(合祀)50,000円

 

 

合葬墓を選ぶ際の注意点

合葬墓は、これからの時代に合った埋葬施設であると思いますが、選ぶ際には墓地運営者が定める規定と認識のズレが無い様に注意しないといけません。

 

注意点①遺骨が複数の場合は割高になる

合葬墓は遺骨一体に対していくらと値段設定になっている場合が多く、複数体の遺骨を改葬して来る場合や今後入るであろう家族が多い場合などは、一般的なお墓よりも割高になる場合があります。

 

 

注意点②管理料の有無

お墓や納骨堂には永代使用料以外にも毎年管理料という維持費がかかります。

 

合葬墓も最初に支払う費用以外にも管理料等の維持費がかかるところも中にはありますので、事前に確認する必要があります。

 

 

注意点③一度合葬したら取り出しは不可

合葬墓は他の人の遺骨と一緒に土に返しますので、合葬した後に個別の遺骨を取り出すことは不可能です。

 

そのため、後々に家族や親戚間でトラブルにならない様に事前に十分に話し合ってから決めなければいけません。

 

 

注意点④簡素である事を覚悟する

永代供養とセットになっているところは別ですが、基本的な合葬は読経やその他宗教的な儀式も一切無く、それはそれは事務的でドライです。

 

著者である私も石材店勤務時代に様々な事情を抱えた遺骨の合葬を数多く行いました。

 

個々人の価値観によって感じ方は様々だと思いますが、毎回悲しい思いになった事を覚えています。

 

合葬墓は今後間違いなく増えていき、スタンダードになるかと思いますが、現時点では少数派であることを理解して覚悟する必要があります。

 

 

合葬墓をおすすめする人

簡易的で費用が安くて済む合葬墓に向いている人は

  • お墓の後継者がいない人
  • 金銭的に他の墓地は難しい人
  • お墓や供養等の必要性を全く感じない人

であると言えます。

 

継承者がいない場合は、お墓を建てても無縁墓になってしまいますので、合葬墓は合理的です。

 

また、金銭的にお墓や納骨堂が難しい場合も合葬墓はおすすめです。

 

その他にもお墓や供養などの必要性を全く感じない人にとっては、合葬墓はベストな選択肢だと思います。

 

 

合葬墓についてまとめ

合葬墓はこれからの時代に合った埋葬スタイルで、今後も確実に増えると思われますが、流行りで安いからという理由で内容を理解せずに進めると後々、『こんなはずではなかった・・』という事も十分ありえます。

 

お墓つくりは家族としっかりと話し合って決めること必要で、特に合葬墓の場合はその特殊性から家族はもちろん親戚等との話し合いが極めて重要です。

 

ご自身も周りも出来る限り納得のいく終の棲家を探しましょう。

 

 

 

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