お彼岸2026はいつ?日程・お墓参り・お供えを実務経験者が解説

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2026年のお彼岸はいつか
執筆・実務監修:本間 喜昭
石材店で10年、1,000件超のお墓づくり・墓石工事に関わった経験をもとに、お彼岸のお墓参り・お供え・納骨・建墓や石材店へ相談すべき場面について解説します。
最終更新日:2026年5月22日
※お彼岸の時期や供養の作法は、宗派・菩提寺・地域の慣習によって異なります。実際に彼岸会やお墓参り、納骨を行う際は、菩提寺・霊園管理者・石材店にも確認してください。

お彼岸は、春と秋の年2回、ご先祖や故人を供養し、お墓参りをする大切な期間です。一方で、「2026年のお彼岸はいつからいつまで?」「春彼岸と秋彼岸は何が違う?」「お墓参りは中日に行かないといけない?」「お供え物は何を用意する?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

特に2026年の秋彼岸は、9月19日(土)から9月23日(水・秋分の日)まで5連休になる珍しい年です。遠方のお墓参りや親族での集まりを予定しやすい一方で、墓地や霊園が混雑しやすく、早めの準備が大切になります。

この記事では、2026年の春彼岸・秋彼岸の日程、意味、お盆との違い、お墓参りの持ち物と流れ、お供え物、お布施、納骨や建墓を考える場合の注意点まで、初めて準備する方にも分かるように整理します。

この記事の結論

2026年のお彼岸は、春が3月17日(火)〜3月23日(月)、秋が9月20日(日)〜9月26日(土)です。特に2026年の秋彼岸は、9月19日(土)〜9月23日(水・秋分の日)まで5連休となり、遠方のお墓参りや家族の集まりがしやすい年です。お墓参りは中日にこだわらず、期間中の都合のよい日にお参りすれば問題ありません。

目次

2026年のお彼岸はいつからいつまで?

お彼岸は、春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)として、その前後3日ずつを合わせた7日間です。初日を「彼岸入り」、春分の日・秋分の日を「中日」、最終日を「彼岸明け」と呼びます。

2026年春のお彼岸は3月17日(火)〜3月23日(月)

2026年の春分の日は3月20日(金)です。そのため、春のお彼岸は3月17日(火)に彼岸入りし、3月20日(金)が中日、3月23日(月)が彼岸明けです。

春彼岸 日付 曜日
彼岸入り 2026年3月17日 火曜日
中日(春分の日) 2026年3月20日 金曜日
彼岸明け 2026年3月23日 月曜日

2026年秋のお彼岸は9月20日(日)〜9月26日(土)

2026年の秋分の日は9月23日(水)です。そのため、秋のお彼岸は9月20日(日)に彼岸入りし、9月23日(水)が中日、9月26日(土)が彼岸明けです。

2026年は、9月21日(月)が敬老の日、9月22日(火)が休日、9月23日(水)が秋分の日となるため、9月19日(土)から9月23日(水)まで5連休になります。お墓参りや帰省を計画しやすい反面、墓地・霊園・道路が混みやすくなる点に注意しましょう。

秋彼岸 日付 曜日
彼岸入り 2026年9月20日 日曜日
中日(秋分の日) 2026年9月23日 水曜日
彼岸明け 2026年9月26日 土曜日

春分の日・秋分の日を中日とした7日間

2026年の春分の日は3月20日(金)、秋分の日は9月23日(水)です。これらの日付は、国立天文台が「暦要項」として公表しています。お彼岸の日程は、春分の日・秋分の日を中日として、その前後3日ずつを加えた7日間です。

参考:国立天文台 暦計算室「令和8年(2026)暦要項」

お墓参りは中日でなくてもよい

お彼岸のお墓参りは、中日に行かなければならないわけではありません。彼岸入りから彼岸明けまでの7日間のうち、家族が無理なく行ける日にお参りすれば問題ありません。

2026年の秋彼岸は連休と重なるため、中日や連休中は混雑が予想されます。高齢の家族や小さな子どもと行く場合は、混雑しにくい日や時間帯を選ぶと安心です。

お彼岸の進め方は状況によって変わる

お彼岸の過ごし方は、通常のお墓参りか、納骨や建墓を予定しているか、遠方で帰省できるかによって変わります。自分の家庭に近い状況を確認しておきましょう。

状況 主な準備 向いている進め方 注意点
通常のお彼岸 お墓参り、仏壇供養、ぼたもち・おはぎ 中日前後の都合のよい日に手を合わせる 混雑時期を避けてもよい
親族で集まる 日程共有、供花、手土産、会食の確認 連休や中日前後に集まる 早めに予定を共有する
納骨・建墓を予定 石材店・霊園・寺院との日程調整 中日前後に納骨式や開眼供養を行う 2〜3か月前から準備する
帰省できない 自宅供養、墓参り代行、時期をずらした墓参り 無理に期間内へ合わせない 親族へ事前に共有する

お彼岸にやることリスト

お彼岸に何をすればよいか迷う場合は、次の順番で確認すると準備しやすくなります。すべてを完璧に行う必要はありませんが、家族に合う形を選びましょう。

  1. お墓参りの日程を決める
  2. 仏壇・仏具を掃除する
  3. 供花・線香・掃除道具を準備する
  4. ぼたもち・おはぎなどのお供え物を用意する
  5. お墓を掃除し、花や線香を供える
  6. 彼岸会に参加する場合は寺院へ確認する
  7. お供え物や花を片付ける
  8. 納骨や建墓を予定する場合は石材店へ相談する

お彼岸とは?意味とお盆との違い

お彼岸は、日本独自の仏教行事として、春と秋に行われます。春分の日・秋分の日を中心に、ご先祖や故人に感謝し、仏壇やお墓を整えて手を合わせる期間です。

お彼岸はご先祖に感謝し供養する期間

お彼岸には、お墓参りをしたり、仏壇を掃除したり、ぼたもちやおはぎを供えたりして、ご先祖や故人に感謝します。法要を大きく行う家庭もありますが、家族で静かに手を合わせるだけでも供養になります。

お彼岸は「必ずこの日に何をしなければならない」という厳密な決まりよりも、家族の都合に合わせてご先祖を想う期間と考えるとよいでしょう。

「彼岸」と「此岸」の意味

「彼岸」は、迷いや煩悩を離れた悟りの世界を意味します。一方、私たちが生きているこの世は「此岸(しがん)」と呼ばれます。

春分・秋分の日は、太陽が真東から昇り真西へ沈む日とされ、西方にあると考えられた極楽浄土を想う日として、先祖供養と結びついてきました。

お盆との違い

お盆は、ご先祖や故人を家に迎えて供養する行事です。一方、お彼岸は春分・秋分の日を中心に、ご先祖に感謝し、仏道や供養を意識する期間です。

どちらもお墓参りをすることがありますが、意味は異なります。お盆の時期やお供え物、迎え火・送り火については、お盆2026の日程・お墓参り・お供え物の準備も参考にしてください。

春彼岸と秋彼岸の違い

春彼岸は春分の日を中心とした7日間、秋彼岸は秋分の日を中心とした7日間です。どちらもご先祖を供養する期間ですが、季節のお供え物の呼び名が変わります。

春は牡丹の季節にちなんで「ぼたもち」、秋は萩の季節にちなんで「おはぎ」と呼ぶことがあります。地域によって呼び方や作り方が異なる場合もあります。

お彼岸までの準備スケジュール

お彼岸は7日間ありますが、直前になってから準備すると、お墓掃除や供花の用意が慌ただしくなります。1〜2週間前から予定を立てておくと安心です。

1〜2週間前:お墓参りの日程を決める

まず、家族や親族の予定を確認し、お墓参りの日程を決めます。2026年の秋彼岸は5連休と重なるため、遠方の家族が集まりやすい一方、墓地や道路が混みやすくなります。

高齢の家族や小さな子どもと一緒に行く場合は、中日や混雑しやすい時間帯を避けることも検討しましょう。

数日前:供花・お供え物・掃除道具を用意する

供花、線香、ろうそく、ライター、数珠、掃除道具、ゴミ袋、飲み物などを準備します。お供え物を持参する場合は、日持ちしやすく、持ち帰りやすいものを選びましょう。

墓地によっては火気使用や供物の持ち込みにルールがあるため、霊園や寺院の案内も確認しておくと安心です。

当日:仏壇・お墓を掃除して手を合わせる

仏壇がある場合は、ほこりを払い、花やお供え物を整えて手を合わせます。お墓参りでは、墓石や周囲を掃除し、供花や線香を供えて合掌します。

墓石を掃除するときは、硬いブラシや強い洗剤を使わず、やわらかい布やスポンジを使いましょう。汚れが強い場合や石材の傷みが気になる場合は、無理にこすらず石材店に相談してください。

お彼岸後:お供え物や花を片付ける

お墓に供えた食べ物や飲み物は、供養後に持ち帰るのが基本です。置いたままにすると、動物や虫、衛生面の問題につながります。

供花は霊園のルールに従い、枯れたまま長期間放置しないようにしましょう。遠方で片付けに行けない場合は、霊園管理者や親族に相談しておくと安心です。

お彼岸前にお墓掃除・修理・石材店相談をしたい方へ

お彼岸前は、お墓掃除や墓石の修理、花立・香炉の交換、納骨室の確認などの相談が増えます。墓石の汚れ、傾き、雑草、石材のずれが気になる場合は、早めに相談先を整理しておきましょう。

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お彼岸のお墓参りはいつ行く?持ち物と流れ

お彼岸のお墓参りは、中日に行く方も多いですが、必ず中日でなければならないわけではありません。彼岸入りから彼岸明けまでの期間中、家族が安全に行ける日を選びましょう。

お墓参りは彼岸入り・中日・彼岸明けのいつでもよい

お彼岸のお墓参りは、彼岸入り、中日、彼岸明けのいずれの日でも問題ありません。仕事や学校、親族の予定に合わせて日程を決めましょう。

遠方のお墓へ行く場合は、連休や祝日を利用すると移動しやすい一方、道路や交通機関が混雑することもあります。

混雑を避けるなら中日前後も選択肢

春分の日・秋分の日は祝日になるため、墓地や霊園が混みやすい傾向があります。混雑を避けたい場合は、中日の前後や午前中の早い時間帯を選ぶとよいでしょう。

2026年の秋彼岸は5連休があるため、9月20日(日)〜23日(水)に集中する可能性があります。時間に余裕を持って行動しましょう。

お墓参りの持ち物チェックリスト

  • 供花
  • 線香・ろうそく・ライター
  • 数珠
  • 掃除用のスポンジ・やわらかい布
  • ゴミ袋
  • 水をくむ桶やひしゃく
  • お供え物
  • 飲み物・帽子・タオル

お墓掃除の手順

まず、周囲の落ち葉や雑草を取り除きます。次に墓石に水をかけ、やわらかい布やスポンジで汚れを落とします。花立、香炉、水鉢も汚れがたまりやすい部分です。

本間の実務経験でも、お彼岸前に「墓石の水あかが落ちない」「花立が外れない」「香炉が割れていた」と相談されることがあります。無理に力を入れると破損につながるため、気になる場合は写真を撮って石材店に相談しましょう。

お供え物は持ち帰るのが基本

お墓に供えた食べ物や飲み物は、供養後に持ち帰るのが基本です。置いたままにすると、動物や虫が寄ったり、墓地の衛生面に影響したりします。

飲み物を墓石に直接かけると、石材の変色やシミにつながる場合があります。水以外の飲み物を墓石にかけるのは避けましょう。

服装は普段着でもよい?

お彼岸のお墓参りだけであれば、普段着でも問題ありません。ただし、派手すぎる服装や露出の多い服装は避け、動きやすく落ち着いた服装を選びましょう。

寺院の彼岸会に参加する場合や親族で集まる場合は、黒・紺・グレーなどの落ち着いた平服にすると安心です。一般的なお墓参りの持ち物や作法は、お墓参りの基本マナーも参考にしてください。

お彼岸のお供え物|ぼたもち・おはぎ・花の選び方

お彼岸のお供え物としてよく知られているのが、春のぼたもち、秋のおはぎです。ほかにも、季節の果物、お菓子、故人が好きだったもの、供花などを用意することがあります。

春はぼたもち、秋はおはぎ

春のお彼岸には「ぼたもち」、秋のお彼岸には「おはぎ」を供えることがあります。どちらももち米やうるち米をあんで包んだものですが、春の牡丹、秋の萩にちなんで呼び名が変わるとされています。

地域や家庭によっては、春秋を問わず「おはぎ」と呼ぶ場合もあります。呼び名にこだわりすぎず、家族の慣習に合わせて準備しましょう。

仏壇に供えるもの

仏壇には、ぼたもち・おはぎ、季節の果物、お菓子、花、水、線香などを供えます。お供え物は長時間置きっぱなしにせず、傷む前に下げて家族でいただきましょう。

お下がりをいただくことは、供養の一部と考えられています。

お墓に供えるもの

お墓には、供花、線香、水を供えるのが一般的です。お菓子や果物を供える場合は、供養後に持ち帰りやすいものを選びましょう。

墓地によっては食べ物の持ち込みを制限している場合があります。霊園や寺院のルールに従ってください。

親戚宅へ持参するお供え物

親戚宅へお彼岸の挨拶に行く場合は、日持ちするお菓子、果物、線香、ろうそくなどを持参することがあります。表書きは「御供」「御仏前」などとすることがあります。

品物や金額に迷う場合は、地域の慣習や親族間の考え方を確認すると安心です。

避けた方がよいお供え物

強い匂いのもの、傷みやすいもの、生もの、持ち帰りにくい大きなものは避けた方が無難です。お墓に供える場合は、動物や虫が寄りやすいものにも注意しましょう。

お彼岸のお布施・彼岸会に参加する場合

お彼岸には、寺院で彼岸会(ひがんえ)と呼ばれる法要が行われることがあります。参加する場合や僧侶に読経をお願いする場合は、お布施を用意することがあります。

彼岸会とは

彼岸会とは、お彼岸の時期に寺院で行われる法要です。檀家や地域の方が参加し、読経や法話を通じてご先祖や故人を供養します。

寺院によっては、春彼岸・秋彼岸の両方で彼岸会を行う場合もあれば、合同法要として案内される場合もあります。

お彼岸のお布施相場

彼岸会に参加する場合のお布施は、3,000円〜1万円程度を目安にされることがあります。個別に読経を依頼する場合は、1万円〜3万円程度を包むこともあります。

ただし、金額は寺院や地域によって異なります。案内状に金額が書かれている場合は、その案内に従いましょう。

卒塔婆料が必要な場合

お彼岸に合わせて卒塔婆を立てる場合は、卒塔婆料が必要になることがあります。1本あたり3,000円〜10,000円程度が目安ですが、寺院によって金額が決まっている場合もあります。

卒塔婆を希望する場合は、当日ではなく、事前に寺院へ申し込みます。

封筒の表書きと渡し方

お布施の表書きは「御布施」とし、下に施主の氏名や家名を書きます。卒塔婆料は「御塔婆料」「卒塔婆料」と書くことがあります。

渡すタイミングは、法要前の挨拶時または法要後のお礼の挨拶時です。お布施の詳しい相場や封筒マナーは、お布施の金額相場一覧も参考にしてください。

お彼岸に合わせて納骨・建墓・お墓の修理を考える場合

お彼岸は、親族が集まりやすく、お墓参りの節目にもなるため、納骨、開眼供養、建墓、お墓の修理を検討する方もいます。ただし、石材店や霊園、寺院の予定が集中しやすいため、早めの準備が必要です。

お彼岸に納骨してもよい?

お彼岸に納骨しても問題ありません。法要やお墓参りと合わせて納骨する家庭もあります。ただし、納骨には埋火葬許可証、墓地使用許可証、納骨先の手続きなどが必要になる場合があります。

納骨の時期や必要書類を詳しく確認したい方は、納骨はいつまでにするべきかをご覧ください。

お彼岸までにお墓を建てるなら3か月前から動く

お彼岸までに新しくお墓を建てたい場合は、少なくとも2〜3か月前から動き始めるのが現実的です。霊園選び、区画契約、墓石の設計、彫刻、基礎工事、建墓工事には時間がかかります。

本間の実務経験でも、「お彼岸までに建てたい」と相談される方は多いですが、1か月前では選択肢が限られることがあります。お墓の種類や費用の全体像は、お墓の費用完全ガイドも参考にしてください。

墓誌彫刻・納骨室の開閉は早めに石材店へ相談

納骨に合わせて墓誌や墓石に戒名・法名・俗名を彫刻する場合は、原稿確認、現地確認、彫刻作業が必要です。お彼岸前は石材店への相談が増えやすいため、日程が決まりそうな段階で早めに連絡しましょう。

納骨室の開閉も、墓石の構造によって作業が必要です。家族だけで無理に開けようとすると、石材を傷つけたりけがをしたりする可能性があります。石材店選びに迷う方は、石材店の選び方と相見積もりの取り方も確認しておくと安心です。

墓石の汚れ・傾き・花立の破損に気づいた場合

お彼岸のお墓参りで、墓石の汚れ、外柵のずれ、花立の破損、香炉の欠けに気づくことがあります。小さな違和感でも、写真を撮っておくと後から相談しやすくなります。

本間が関わった事例でも、秋彼岸のお墓参りで「花立が割れている」「墓石の目地が切れている」と気づき、お彼岸後に修理見積もりを依頼されるケースがあります。年に数回しかお墓に行かない方ほど、変化に気づきにくいため、気になる点は早めに確認しましょう。

墓じまいや改葬を家族で話し合う場合

お彼岸は親族が集まりやすいため、遠方のお墓の管理や将来の承継について話し合う機会にもなります。急に結論を出す必要はありませんが、誰がお墓を守るのか、今後もお参りに行けるのかを共有しておくことは大切です。

お墓の管理が難しくなっている場合は、墓じまい・改葬の完全ガイドも参考にしてください。

お彼岸に合わせて納骨・建墓・お墓修理を考えている方へ

お彼岸に合わせて納骨や建墓、お墓の修理を行う場合は、霊園・寺院・石材店の日程調整が必要です。墓誌彫刻や納骨室の開閉は直前では間に合わないこともあるため、早めに相談しておきましょう。

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お彼岸に帰省できない・お墓参りに行けない場合

仕事、体調、距離、家庭の事情で、お彼岸期間中に帰省やお墓参りができないこともあります。その場合でも、供養の気持ちを持つ方法はいくつもあります。

時期をずらしてお参りしてもよい

お彼岸期間中にお墓参りできない場合は、前後の都合のよい日に行っても問題ありません。混雑を避けるために、あえて彼岸入り前や彼岸明け後に行く家庭もあります。

親族に説明が必要な場合は、「今年は仕事の都合で彼岸前にお参りします」など、事前に伝えておくと安心です。

自宅で手を合わせる供養

お墓に行けない場合は、自宅の仏壇や故人の写真の前で手を合わせるだけでも供養になります。花やお菓子、故人が好きだったものを供えて、家族で思い出を話すのもよいでしょう。

形式を整えられなくても、故人を偲ぶ気持ちを大切にすることが大切です。

お供え物や線香を送る場合

親族の家に仏壇がある場合は、お供え物や線香を送ることもあります。日持ちするお菓子、果物、線香、ろうそくなどが選ばれます。

送る場合は、彼岸入りの少し前に届くよう手配すると親切です。相手の負担にならない品物を選びましょう。

お墓参り代行を利用する場合

遠方でどうしてもお墓参りに行けない場合は、お墓参り代行やお墓掃除代行を利用する方法もあります。作業内容、写真報告の有無、費用、対応地域を確認して選びましょう。

お墓参り代行の費用や頼み方は、遠方のお墓参りに行けない時の対処法でも解説しています。

遠方のお墓が負担になっている場合

毎年のお彼岸やお盆にお墓参りへ行くのが難しい場合は、お墓の管理方法を家族で話し合う時期かもしれません。お墓参り代行、親族での分担、改葬、墓じまいなど、選択肢はいくつかあります。

お彼岸は親族が集まりやすい時期でもあるため、将来の供養方法を話し合うきっかけにしてもよいでしょう。

お彼岸で後悔しやすいパターンと注意点

お彼岸は年2回ある行事ですが、毎回お墓参りに行く方ばかりではありません。準備を後回しにすると、当日になって困ることがあります。

中日だけにこだわって混雑に巻き込まれる

春分の日・秋分の日は祝日であり、墓地や霊園が混みやすい日です。中日にこだわりすぎると、駐車場や水場が混雑し、高齢の家族に負担がかかることがあります。

お彼岸のお墓参りは期間中ならいつでもよいため、混雑を避けて前後の日に行くことも検討しましょう。

お墓掃除を直前まで後回しにする

お彼岸直前にお墓掃除をしようとすると、供花の購入、移動、掃除、親族対応が重なって慌ただしくなります。特に秋彼岸は台風や雨で予定が変わることもあります。

雑草が多い墓地や遠方のお墓では、早めに掃除の予定を決めておきましょう。

お供え物を墓地に置いたままにする

お供え物を墓地に置いたままにすると、動物や虫が寄ったり、墓地を汚したりする原因になります。供養後は持ち帰るのが基本です。

霊園によっては、供物の放置を禁止している場合があります。墓地のルールも確認してください。

墓石の劣化や雑草を放置してしまう

お彼岸のお墓参りで、墓石の傾き、目地の劣化、花立の破損、雑草の繁茂に気づくことがあります。小さな劣化を放置すると、後から修理費が大きくなる場合があります。

本間の実務経験でも、お彼岸後に「お墓の傾きが気になった」「外柵のすき間が広がっていた」と相談されることがあります。写真を撮っておくと、石材店に状況を伝えやすくなります。

お彼岸までの納骨・建墓が間に合わない

お彼岸に合わせて納骨や建墓をしたい場合、直前の相談では間に合わないことがあります。霊園の手続き、寺院の日程、石材店の工事予定、墓誌彫刻には時間が必要です。

「春彼岸まで」「秋彼岸まで」と目標を決める場合は、2〜3か月前から動き始めましょう。

お彼岸前に後悔しないために

お墓の汚れ、雑草、墓石の傾き、花立や香炉の破損は、お彼岸直前に気づくと対応が難しくなることがあります。納骨や建墓を予定している場合も、早めの相談が大切です。

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よくある質問

お彼岸は毎年いつですか?
お彼岸は、春分の日・秋分の日を中日として、その前後3日ずつを合わせた7日間です。春分の日・秋分の日は年によって変わるため、お彼岸の日程も毎年確認が必要です。
2026年の春彼岸・秋彼岸はいつですか?
2026年の春彼岸は3月17日(火)〜3月23日(月)、秋彼岸は9月20日(日)〜9月26日(土)です。秋彼岸は9月19日(土)〜9月23日(水)まで5連休と重なります。
お彼岸のお墓参りは中日でないとだめですか?
中日でなくても問題ありません。彼岸入りから彼岸明けまでの期間中、家族が無理なく行ける日にお参りすれば大丈夫です。
お彼岸にお墓参りへ行けない場合はどうすればよいですか?
時期をずらしてお参りする、自宅で手を合わせる、お供え物を送る、お墓参り代行を利用するなどの方法があります。無理にお彼岸期間へ合わせる必要はありません。
お彼岸のお供え物は何がよいですか?
ぼたもち・おはぎ、季節の果物、お菓子、花、線香などが選ばれます。お墓に供える場合は、供養後に持ち帰りやすいものを選びましょう。
ぼたもちとおはぎの違いは何ですか?
一般的には、春のお彼岸に供えるものを「ぼたもち」、秋のお彼岸に供えるものを「おはぎ」と呼ぶことがあります。地域や家庭によって呼び方が異なる場合もあります。
お彼岸にお布施は必要ですか?
家族だけでお墓参りをする場合は必ずしも必要ありません。寺院の彼岸会に参加する場合や個別に読経を依頼する場合は、お布施を用意することがあります。
お彼岸に納骨してもよいですか?
お彼岸に納骨しても問題ありません。親族が集まりやすい時期のため、納骨や開眼供養を合わせて行う家庭もあります。霊園・寺院・石材店には早めに相談しましょう。
お彼岸に墓じまいの相談をしてもよいですか?
相談しても問題ありません。お彼岸は親族が集まりやすいため、遠方のお墓の管理や将来の供養方法を話し合う機会にもなります。ただし、親族の気持ちに配慮して進めましょう。
お盆とお彼岸は何が違いますか?
お盆はご先祖や故人を家に迎えて供養する行事です。お彼岸は春分・秋分の日を中心に、ご先祖に感謝し、仏壇やお墓を整えて手を合わせる期間です。

まとめ

2026年のお彼岸は、春が3月17日(火)〜3月23日(月)、秋が9月20日(日)〜9月26日(土)です。特に秋彼岸は9月19日(土)〜9月23日(水・秋分の日)まで5連休となるため、遠方のお墓参りや親族の集まりを予定しやすい年です。

お彼岸のお墓参りは、中日にこだわる必要はありません。彼岸入りから彼岸明けまでの期間中、家族が無理なく行ける日にお参りしましょう。お供え物は供養後に持ち帰り、墓地のルールを守ることも大切です。

お彼岸に合わせて納骨、建墓、墓誌彫刻、お墓の修理を考える場合は、霊園・寺院・石材店の日程調整が必要です。供養全体の流れを整理したい方は、法要・納骨・供養の完全ガイドもあわせて確認しておきましょう。

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