仏壇の選び方で重要な3つのポイント|種類~購入後まで解説

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仏壇の選び方で重要な事

人生で〝仏壇を買う〟経験をする方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

仏壇は、一度購入すると簡単に買い換えるようなものではありません。購入する際には、じっくりと検討し納得のいくものを選びたいものです。

昨今は、住宅事情や故人の供養の仕方も様々で、それに合わせて仏壇のスタイルも多様化しています。まずは、どんな仏壇があるのか、どんな特徴があるのかを知った上で、それぞれの家族に合った仏壇を選択することが大切です。

今回は、仏壇の種類やその特徴、納得のいく仏壇を選ぶための3つのポイント、仏壇を購入したらする事を徹底解説いたします。




 

仏壇とは

仏壇は、仏様をお祀(まつ)りする礼拝の場所であり、先祖や亡くなった家族をお祀りする場所でもあります。

また、日々手を合わせ、先祖に感謝したり、亡き人に思いを馳(は)せたり、家族の心のよりどころとなるものです。

 

 

仏壇の主な4つの種類

仏壇というと、どのようなイメージをもたれるでしょうか?

黒っぽい木材の仏壇でしょうか?きらびやかな金仏壇でしょうか?

最近では、家具のようなモダンな雰囲気の仏壇から、小型のもの、個性的なものまで、様々です。ここでは、それぞれの種類と特徴をご紹介したいと思います。

 

 

種類① 唐木仏壇(からきぶつだん)


唐木仏壇とは、黒檀(こくたん)や紫檀(したん)といった銘木を用いた仏壇で、木目の美しさと重厚感が特徴です。

唐木とは、中国が唐であった時代に、唐から輸入された東南アジア産の銘木のことをいい、主に、黒檀や紫檀が唐木とよばれていました。

仏教各宗派に広く用いられる仏壇です。

 

 

種類② 金仏壇


金仏壇とは、杉や檜などの素材を用い、全体に黒の漆塗を、内部に金箔や金粉を施した仏壇です。

仏壇内部は、漆で描いた模様に金粉をまきつける蒔絵(まきえ)や繊細な彫刻で装飾され、仏教各宗派の本山寺院の本堂を表しているといわれます。

浄土真宗系の宗派で用いられることが多く、極楽浄土の世界を表しているともいわれます。

 

種類③ 家具調仏壇


家具調仏壇とは、現代の住宅事情に合わせて、洋間やリビングにあうようにデザインされたインテリア性の高い仏壇で、都市型仏壇、モダン仏壇ともよばれます。

仏教各宗派に用いられますが、仏教色の薄い外見から仏教以外の宗教や無宗教の方にも問題なく用いられます。

 

種類④ 小型仏壇・ミニ仏壇


小型仏壇・ミニ仏壇とは、小さなスペースに遺影写真や仏具をセッティングできるような仏壇のことです。

しかし、その実態は、家具調のものからオブジェ的なものまで多様で、形状も、厨子型、ステージ型など決まりはありません。

それぞれの家族の思いや、住空間の雰囲気、置き場所、生活スタイルによって自由に選ぶことができます。

無宗教の方や従来の仏壇に抵抗のある方、また、家の仏壇とは別に自身でも故人を偲びたいという方や、ペットを供養したいという方などにも選ばれています。

 

 

仏壇を選ぶための3つのポイント

このように、最近では様々なスタイルの仏壇がありますが、いったい自分の家にどの仏壇が合うのか、実際に選択するためのポイントと注意点をご紹介します。

 

ポイント① 置き場所

まずは、家のどの場所に安置するかを決める必要があります。

どの部屋にするのかを決めたら→畳や床に直置きするのか→家具の上に置くかなどを順に決めていきます。

従来は仏間や床の間が一般的でしたが、最近では和室のない家も増え、リビングや洋間に安置することも多くなりました。

また、畳に座るのがつらいという理由などで、椅子に座ってお参りできるよう、あえて洋間に安置するケースも増えています。

いずれにせよ、毎日のお参りが快適に行え、家族が集まりやすいところを選ぶとよいでしょう。また、仏事の際に僧侶にお経をあげていただいたり、親戚が集まったりということも考えておきましょう。

仏壇の安置にあたって、北向きに置いてはいけないなどといわれることもありますが、方角に特定の決まりはありません

風通しがよく直射日光が当たらない場所で、部屋の入り口側ではなく奥側に安置するとよいでしょう。また、仏壇内部の照明用にコンセントが近くにあるかどうかも確認しておきましょう。

 

ポイント② 宗旨宗派

仏壇はそもそも仏様を祀る礼拝の場です。伝統的な仏壇には、宗派本山の本堂を模していたり、浄土を表していたり、装飾に意味のあるものも多いので、それらも参考にするとよいでしょう。

また、これから仏事を行っていく場となりますので、お世話になっている檀那寺に相談しておくと安心です。

宗旨宗派が分からない場合は、宗派によって内部に安置する本尊や仏具が異なりますので、親族に確認するなどして、宗派を把握しておきましょう。

 

ポイント③ 価格

仏壇の価格は、使用する木材、漆や金箔などの品質、蒔絵や彫刻などの細工によって上下し、安いものであれば5万円程度で購入できますが、高いものであれば100万円以上のものもあります。

また、サイズによっても値段は異なり、家具などの上におくコンパクトなタイプの仏壇は、畳や床に直置きする仏壇よりも費用を抑えることができます。

また、実際に仏壇を安置する場合は、仏壇の中に納める本尊や、仏具類が必要になります。仏壇の価格に標準的な仏具がセットされているケースもあれば、別売りになっているケースもありますので、一式そろえた場合の価格がいくらになるのかを確認しましょう。

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仏壇の購入時期

昨今では、近しい身内が亡くなったことをきっかけに仏壇を求める方が多いですが、仏壇の購入に決まった時期はありません。

例えば、家の新築や引っ越し、結婚などを機に購入される方も多くいらっしゃいます。仏壇を買うと新仏が出る、閏年に購入したらいけない、などといわれることもありますが、これらは全くの迷信ですので気にされなくてかまいません。

お身内の方が亡くなって購入する場合は、満中陰(四十九日)法要までに準備するのが一つの目安となります。

ただ、慌ただしい中で無理に決めず、一周忌法要を目処にじっくり選んでもかまいません。また、お盆やお彼岸、年回忌などを機に購入される方もおられます。

仏壇は一生に一度あるかないかの買い物です。また、亡き人を偲び、日々手を合わせる大切な礼拝の場所です。購入時期に決まりはありませんので、しっかり検討し、納得の一品を選びましょう。

 

 

仏壇を購入したらすること

新しい仏壇の魂入れ法要

仏壇を購入した際は、菩提寺など僧侶に依頼して、法要を営みます

浄土真宗系を除く仏教各宗派では「開眼法要(開眼供養)」を行います。開眼(かいげん、かいがん)とは、文字どおり仏の法の眼を開くということです。

僧侶にお経をあげていただくことで、ご本尊に霊験が宿り、礼拝の場としての仏壇が機能し始めるのです。

「魂入れ」「お性根(しょうね)入れ」ともよばれます。浄土真宗系では、仏壇に魂をいれるという考えはありません。「入仏法要(式)」といって、本尊をお迎えする法要を営みます。

実際には、満中陰や一周忌などと合わせて行うことが多く、先に開眼法要または入仏法要を行ってから、満中陰や年忌法要を行います。

その際に気をつけておくのは、お仏壇をお迎えする法要は慶事であるということです。ロウソクを赤にしたり、お布施を渡す際に紅白の結び切りの水引(熨斗はなし)を用いたりします。

法要のお供え物や作法は、地域や宗派によって異なりますので、お世話になるご寺院に相談しておくと安心です。

 

 

仏壇の選び方まとめ

自宅に仏壇を迎えると、日々そこに手を合わせ、亡き人を思い、あったことを報告し、励ましをもらい、時に親戚が集います。

仏壇は、家の、家族の、中心的な存在になるといえます。じっくりと検討し、自分たちの家、家族にぴったりあった仏壇を選びましょう。



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