お墓の探し方

港区駅近おすすめ樹木葬墓地がある青山梅窓院にお墓探しに行ってみた

東京都港区外苑前駅の青山梅窓院墓地見学レポート記事

このたびは、港区南青山にある青山梅窓院墓苑をご紹介します。

江戸時代、徳川家の家臣であった青山家の菩提寺として建立された、歴史と格式あるお寺です。

このようにご紹介すれば、きっと「墓地の値段は、さぞ高いのだろう」と思われる方が多いでしょうね。

しかし、いざ見学に行き、説明を受けてみると・・

 

青山梅窓院墓苑は、東京都心の相当な穴場とお見受けしました。

 

樹木葬墓地が20万円。
後継者不要で、一定期間は個別にお参りできるお墓が130万円。
一定期間、骨壺を安置できる「供養壇」は40万円から。

ちなみに、後継者を必要とする一般的なお墓の全国相場は、250万円ほどです。

東京都内となると、300~400万円台もザラではありません。

梅窓院の隣には有名な都営青山霊園がありますが、この青山霊園は毎年募集倍率が相当高く、運良く当選したとしても、広い墓所になると墓地使用料だけでも1000万円以上にもなります。

そこに墓石を建てたらさらに高額になるでしょう。

 

東京都心の由緒あるお寺にお墓でこの価格というのは、なかなかありません。どんなお墓で、どんなお寺なのか?見学レポートをご覧ください。

 

青山梅窓院墓苑の資料請求

青山梅窓院墓苑は、ほとんどドアtoドアの手ぶらでお墓参りできる

外苑前駅の出口

向かったのは、東京メトロ銀座線「外苑前」駅1b出口。この出口の目の前、ホント目の前に「梅窓院」の山門があります。

 

港区南青山梅窓院山門石碑

エレベーターが必要な場合は3出口から出ますが、3出口から道路を挟んだ正面に、山門がもう見えます。

 

孟宗竹の参道を歩いていくと、なんともすがすがしい景色。
すぐ隣が都会の喧騒であることを、忘れてしまいます。

 

南青山梅窓院の映える竹林山門

 

山門を抜けると正面に受付事務所があって、そこに、今回案内してくれる野村さんが待っていてくれました。

野村さんの年代は50代前半くらい、背が高くてすらっとした男前です。

亡くなった俳優の萩原流行さんに、ちょっと似ています。

 

こんにちは。本日は、私が青山梅窓院ご案内させていただきます。
こちらの受付事務所で、お墓参りや法要、葬儀など全てのご案内を行っています。
受付事務所には売店があって、そこでお線香やお花を買うことができます。
駐車場はかなり広く、朝の8時から夕方の6時頃までは車の出し入れができますよ。

 

お花やお線香が売られているということは、思い立ったら手ぶらですぐにお墓参りができるということ。

仕事帰りに、ちょっと立ち寄ってお墓参りできますね。

休日はお墓参りのついでに青山でお買い物、というプランも立てやすいです。(ちなみに、何かのついでにお墓参りをする「ついで参り」は、ご先祖にとって失礼なこと。でも、お墓参りの「ついで」になにかするなら、セーフです)

親戚みんなでお墓参りをするときも、交通手段の選択肢があるから気軽に呼べそうです。

 

これがお寺?青山梅窓院の近代的な施設にびっくり

江戸時代からあるお寺ということなので、さぞかし古いのだろうと思ったら……

野村さんから「ここが青山梅窓院の本堂棟でございます」と案内された施設、これ、お寺?美術館とか、音楽ホールでは?と思えるほど、とても近代的です。

 

南青山梅窓院の近代的でおしゃれな本堂外観

 

平成15年に再建された、世界的建築家の隈研吾氏が設計した建築物です。
1階には、お通夜や告別式が行われる貸しホールがあり、本堂は2階。5階に、大変見晴らしの良い客殿、法要の後に御食事をする場所がございます。
どこに移動することもなく、法要、御食事ができます。

 

どうりでモダンです。

ガラス張りで、全館バリアフリー。

これ、「お寺です」っていわれても、にわかに信じがたいような……でも、中はお寺でした!

 

南青山梅窓院法事を行う本堂

 

ご覧の通り、本堂はとても立派な「お寺」です。

 

1階の貸しホールは、ふだんは「観音堂」、江戸三十三観音の札所になっております。御朱印をもらうこともできます。
2階の本堂には100人ほどが入れます。
ほかにも葬儀や法事で使えるところがいくつかありますから、
大きな葬儀から、こじんまりとした家族葬も可能ですよ。
5階の客殿は、会食場所ですが
見晴らしが抜群で、夜景もキレイです。

 

そう言って野村さんが案内してくれたのは、

ガラス張りの会食会場。

法要でなくても食事に訪れたくなるような、ステキな空間です。

 

南青山梅窓院法事後の会食施設

港区南青山から見た大都会の風景

※5階客殿から見た景色

ダメ元で質問しますが……カラオケ設備はありますか?

 

弔事を行う施設ですので、カラオケはありません。
でも、故人を偲ぶために歌を献じるということで、設備があってもいいですよね。
私も歌は大好きです!

 

あ、野村さん、結構カラオケ好きなんですね。
ちなみに、何を歌われるんですか?

 

吉川晃司です!

 

吉川……

 

飲み会では、靴をマイクに吉川晃司を歌いますよ!(爽やかな笑み)

 

……見たい……!

 

南青山梅窓院の洗練された屋内通路

※通路もきれい

南青山梅窓院境内エレベーター

※エレベーター内の案内

法要や葬儀は、檀家さんでなくても利用できます。
さて、法要施設のご案内はここまで。
いよいよ、墓苑の中へ入っていきましょう。

 

144万円から自分のお墓が持てる「青山プラン」がすごかった

寺院から外へ出ると、大小のお墓がずらりと並んだ墓地が広がっていました。

 

施設内だけではなく、墓苑も隅々までバリアフリーとなっています。
道幅が広いので、車いすでも楽々です。

 

梅窓院参道墓地外観

 

大きな水場が至る所に設置されていて、手桶や清掃道具も置いてあります。
お参りのときには重宝しますよ。

梅窓院墓地水場手桶

一番手前にある「一般墓所」は、永代使用料が100万円から、墓石代が140万円からとなります。
諸費用含め、ざっくり250万円から都心でお墓が持てる計算になります。
一番小さい0.2㎡が250万円~0.45㎡が400万円台と、100万円刻みでお墓の大きさを選べます。
0.8㎡ほどの、梅窓院としてはかなり大きいサイズも用意がございます。700~800万円ほどの価格帯です。
一般墓所を利用する方は檀家になる必要があります。
護寺費が年間5万円、管理費が広さに応じて1900円からとなっております。

 

青山梅窓院墓苑の資料請求

 

梅窓院墓地一般墓安い値段で購入可能な小区画

区画の大きさが細かく分かれていて、予算ごとに検討できるところがいいですね。

デザインが自由なのも高ポイントです。

「ありがとう」だけを刻んだお墓や、きれいなガラスを埋め込んだお墓など、ユニークなものを見かけました。

 

そして、私が最も注目すべきと思ったのが、一般墓所内の「青山プラン」です。

 

梅窓院の低価格で建墓可能な青山プラン

※緑豊かな霊園だけど、不思議と高層ビルにもマッチ

青山梅窓院の一般墓所には、当方オリジナルの「青山プラン」があります。
青山プランは、個別のお墓に納骨した後、契約期間が過ぎたら永代供養墓へ合葬されるもの。
合葬とは、ほかの人の遺骨と一緒に、合同のお墓に埋葬されることを意味します。
つまり、お墓に入った後、何年間かは個別にお墓参りができて、その後は手続きなしでお墓の処分ができ、遺骨の埋葬場所も確保できるということです。「後を守る人がいないから、期間限定のお墓が欲しい」
「夫婦だけのお墓が欲しい」
「自分一人のお墓がいい」
「すぐに合葬されるのは抵抗がある」
といった声から、この青山プランが生まれました。青山プランの墓所は0.2㎡で、先ほどの「一般墓所」と見た目は変わりません。

 

野村さんの説明をまとめると、「青山プラン」の詳細は以下の通り。

個別墓に納骨
ご利用期間後は永代供養墓に合葬供養
ご利用期間は延長することも可能
骨壺では3霊、多数の場合納骨ボトルに入れ替えれば24霊まで納骨可能
年間護寺費・管理費不要 (年1回通信費2000円必要)

 

檀家にならなくていいから、後に残る人にも面倒をかけませんね。気になる価格は?

 

「青山プラン」は、5年間なら、税込144万円
10年だったら171万円、20年だったら231万円です。

 

このお値段で、10年間はきちんとお墓参りできて10年後、何もしなくても「墓じまい」できるんだったらすごく楽ですね。

 

南青山梅窓院霊園の檀家にならなくても買えるお墓

※見た目、本当に普通のお墓と変わりません

次は、樹木葬のスペースへ案内します。

 

 

青山梅窓院墓苑の資料請求

東京都心の港区で樹木葬墓地の価格が20万円

野村さんに案内されたのは、青山梅窓院樹木葬スペースの「梅林苑」。

樹木葬は、墓石ではなく樹木をお参りの対象にしたお墓。

墓石を建てないので安価です。

 

東京都心でも高くない値段で申し込み可能な人気樹木葬墓地

 

こちらは「青山梅窓院」の樹木葬墓地なので、梅の木がシンボルツリーとして植えられています。

 

墓苑内には桜の木もあって、サルスベリ、松、もみじなど緑が豊か。
一年中、目を楽しませてくれますよ。
梅林苑では、梅の木の根元に、布に包んだ遺骨をそのまま埋めて土に返します。
基本料金は20万円で、法要代や石碑料金は別途となります。

 

埋葬後は護寺費も年間管理費もかからないことを思えば後継者のいらないお墓を探している人にとっては、お手頃ではないでしょうか。

都心で樹木葬を探している人であれば、きっと飛びつく値段です。

生前予約も同じ料金だそうです。

 

小さなお墓「納骨壇」が40万円から

梅林苑の一角には、小さなお墓がありました。

一定期間個別に納骨可能な納骨棚

 

これは有期型の「納骨壇」といって、たくさんの人の骨壺を収容する施設です。
樹木葬を選ぶ方の中にも、「最初の数年間だけでも、個別にお参りする場所が欲しい」という要望があり、
そういった人たちのために、数年間は骨壺を保管できるようになっています。
青山梅窓院の納骨壇利用料は使用期間6年で40万円、2名なら60万円。
12年間使用であれば50万円、2名なら70万円です。

 

「青山プラン」のように、一般的なお墓の形はしていませんが、きれいな納骨壇ですし、お参りできるところはしっかりあるので、お墓の形にこだわらない人にはいいですね。

 

 

青山梅窓院墓苑の資料請求

永代供養墓も、ペット墓もあって、お墓参りを代行してくれるサービス付き

青山梅窓院には、ほかの遺骨とともに供養してもらえる永代供養墓もあります。
まさにみんなで使う大きなお墓で、生前にも、亡くなってからもご契約頂けます。
すぐに遺骨を取り出して、ほかの人の遺骨と混じってしまうタイプではなく、
一定期間は一人一人の骨壺を個別にロッカーで供養できるタイプです。
戒名版に、お名前を金箔で彫刻いたします。

東京都港区で立地と充実設備に対して安い永代供養墓

墓苑の利用者だったら安くペットを埋葬できる施設もありますし、「墓苑代行」といって、お墓参りや清掃を安価で代行してくれるサービスもあります。
駅前に、こんなに広い墓地を有している寺院も都内にはなかなかありませんが、お参りされる方々、皆様、とても気持ちよくお墓参りができるとおっしゃってくださいます。

 

墓苑代行は、忙しくてなかなかお墓参りに行けない人には、いいサービスですね。

 

 

「青山梅窓院墓苑」は人気があるのも納得でおすすめなお墓だった

正直、青山の一等地にある霊園なんて「お高いんでしょう?」で素通りしている人も多いのではないでしょうか。

でも、実際に見学へ行けば、目から鱗のプランがたくさん。

価格帯や形態がこんなに豊富な霊園は、なかなかないといえるでしょう。

いろんなニーズに応えるプランがあって、とても頼もしく感じました。

案内担当の野村さん、ありがとうございました!
今度伺うときは、ぜひ吉川晃司を歌ってください!

青山梅窓院墓苑を見学してみたいと思った方は下記資料請求フォームからお申込みください。担当の野村さんが実際に現地をご案内してくださるとのことです。

 

青山梅窓院墓苑資料請求フォーム

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関連記事:東京都心のお墓探しで穴場発見!青山霊園のすぐ近く「青山梅窓院墓苑」

関連記事:港区でお墓探しのポイント

 

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新しい生活様式下でのお墓の探し方のポイントと購入までの手順

新しい生活様式下でのお墓の探し方を考える

新型コロナウィルス(COVID-19、以下「コロナ」と表記)はいまだ世界各国で猛威をふるっています。コロナが流行する前と後では、世界の在り方そのものが変わるといわれています。

 

お墓探しもまた、このコロナの影響を避けることはできません。新しい生活様式の下・変わっていく世界の環境下における「お墓探しの方法」を模索します。




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お墓を買うお金がない場合はどうする?低予算で納骨可能な4つの方法

お墓を買うお金が無い人のお役立ち情報

「身内に突然の不幸があり、お墓の必要性に迫られているが、肝心のお金が無くお墓が買えない・・」

「身寄りのない親族の遺骨を引き取ることになったが、同じお墓に納骨できないので、出来るだけお金をかけずに納骨先を探したい・・」

 

お墓の平均購入費は約200万円必要と言われていて、お墓を購入(建墓)したいと思っていても、お金が無くて難しい場合も少なくないと思います。

 

少子化高齢化が進み、お墓を購入しても将来的に管理してくれる後継者がいない方も多い現在では、墓地に墓石を建てて一族で継承していく従来のお墓以外の納骨先の選択肢が増えています。

 

お墓を買うお金がなくても少ない予算(費用)で納骨可能な方法をご紹介します。

 




少ない費用で納骨可能な選択肢① 納骨堂

お金が無くても納骨できる選択肢 納骨堂

納骨堂とは、十三回忌や三十三回忌までなど、一定の期間遺骨を屋内で収蔵できる施設です。

 

一名分のスペースが基本ですが、中には家族も含めて数名まで収骨可能なところもあり、一定の期間以降は土に還す(合祀)ところが多いです。

 

寺院が管理運営している納骨堂は、その宗派にそった供養を行う必要があるところが多いので、事前に確認が必要です。

 

費用は、東京都心の好アクセスで最新設備が整った納骨堂は、150万円以上する高額な場合もありますが、一般的なところであれば、20~60万円程度で納骨可能なところも多いです。

 

一名分の納骨施設の費用として安いですが、ご家族を含めた複数人の納骨先として考えた場合は、かえって高くなる場合があるので注意が必要です。

 

ご子息など後継者がいる場合は、従来のお墓の方が費用が抑えられる場合もありますので、よく比較する事をおすすめします。

 

 

関連記事:納骨堂の意味は?費用と選び方に合祀墓と永代供養墓との違い

関連記事:納骨堂とお墓を比較|購入経験をもとにメリットとデメリットをご紹介

 

少ない費用で納骨可能な選択肢② 永代供養墓

お金がかからない納骨施設選択肢永代供養墓

永代供養墓とは、後継者がいなくても申し込み可能で、管理運営する寺院が定期的に読経をあげるなど、永代に渡って供養されることを前提としたお墓の事です。

 

石塔や仏塔をシンボルとして、地下などに納骨スペースがあり、骨壺のまま納骨可能なところもあれば、最初から土に還す(合祀)ところもあります。

 

樹木をシンボルとした永代供養墓『樹木葬墓』も近年人気があります。

 

永代供養墓は、多くの場合個人のお墓ではなく、多くの人と共有するお墓であると理解したうえで検討する必要があります。

 

費用は、名刹や立地条件の良い寺院は高額な場合もありますが、個別の納骨スペースがない永代供養墓の多くは、数万円から高くても数十万円程度が相場だといえます。

 

 

関連記事:永代供養墓は無縁仏対策に最適

関連記事:永代供養の相場は?お寺の宗派や埋葬方法の違いによる注意点

 

少ない費用で納骨可能な選択肢③ 合葬墓(合祀墓)

納骨先の選択肢 合葬墓

合葬(合祀)墓は、読経などの供養サービスは特になく、最初から土に還す形で、他の方と同じスペース(土)に一緒に埋葬されるお墓です。

 

合葬墓として建てられた施設もあれば、永代供養墓と兼用しているところもあります。

 

費用は永代供養墓と同様に幅がありますが、供養がなく簡易的な合葬墓は一般墓や納骨堂と比較して安く、中には数万円で申し込み可能なところもあります。

 

 

 

関連記事:合葬墓とは?公営と民営の費用相場から納骨堂との違いと選ぶ前の注意点

 

少ない費用で納骨可能な選択肢④ 送骨

納骨先の選択肢 送骨

初めて目にする人も多いかと思いますが、読んで字のごとく遺骨を寺院等に郵送して埋葬してもらう方法です。

 

身寄りのない遠い親戚の遺骨を引き取る事になったが、同じお墓に納骨するわけにはいかず、お金もかけられないといった場合など、現段階では特殊な状況での利用に限られていると思いますが、手間とお金をかけずに埋葬できる選択肢の一つです。

 

費用は3万円程度から募集しているところも多いので、一番費用をかけずに遺骨を埋葬できる方法だと言えます。

 

 

関連記事:送骨とは?寺院にゆうパックで遺骨を配達する永代供養の新形態

 

少ない費用で納骨可能な選択肢⑤ 公営墓地

安くお墓を買える公営墓地

市営霊園等の公営墓地は、墓地の土地使用料となる『永代使用料』が、近隣の民営霊園と比較すると大幅に安い場合が多いです。

 

また、民営霊園や寺院墓地にある指定石材店以外はお墓の工事ができないという指定石材店制度がないため、石材店間での競争原理がはたらき、墓石工事代金も近隣の民間霊園や寺院墓地と比較して安く建てることが可能です。

 

公営墓地のデメリットとしては、人口の多い都市部の公営墓地は特に、求める人の競争が激しく、倍率の高い抽選に当たらないと墓地を求められないという点です。

 

特に東京都営霊園などは、年に一度の募集に多くの人が申込み、かなりの狭き門となっています。

 

地域によっては、抽選のない公営墓地もありますので、最寄りの公営墓地を調べてみる価値はあります。

 

公営墓地は石材店無料マッチング

 

まとめ

ここまで、お墓を買うお金がない場合など低予算で納骨(埋葬)可能な方法を5つご紹介しました。

 

現時点ではお金が無く納骨先を用意できないが、先々はお金を貯めてお墓を用意しようと考えた場合には、一時予骨という方法もあります。

 

納骨堂では、少額で一時的に遺骨を預かってくれるところもあり、例えば東京都営多磨霊園のみたま堂は、申し込み者の住所が東京都であれば、年間1800円の使用料で一時予骨が可能で、更新すれば最長5年まで預ける事ができます。その間にお墓等の納骨先を検討する事が可能です。

 

関連記事:都立霊園は当たらない?令和元年の値段など募集内容と過去の抽選倍率

 

地獄の沙汰も金次第と言いますが、人間は死んだあとも正直お金がかかります。

 

しかし、現在ではお墓の形態も多様化していて、少額で納骨(埋葬)できる方法も増えていますので、ご家族の状況や予算に応じた納骨先をインターネットを活用して広く情報収集する事をおすすめします。

関連記事:お墓はいらない!場合に他の方法は?ある意味と役割から必要性を考える

 





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お墓はいらない!場合に他の方法は?墓の意味と役割から考えた必要性

お墓はいらないと考える人の理由は何か

弔いのかたちが多様化したこと、そして少子化傾向にあることから、従来の「最後の住処として、お墓を選ぶ」という選択肢は見直されつつあります。

 

今回は、この「お墓の役割と必要性」について見ていきます。

 

なお、現在はさまざまなお墓の形態がありますが、ここでいう「お墓」とは従来型の、墓地に置かれている墓石であり、そこに家族が代々眠っているという形態のものを指します。

 




 

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お墓の購入経験談|買うまでの3パターンと失敗しないための注意点

お墓購入の体験談

これからお墓を購入しようと考えている方にとって、他の人達はどのような状況でお墓を購入するに至ったかという経緯を知りたいものかと思います。

 

今回は、著者が石材店営業として対応させていただいたお客様で、特に多かった購入パターンをご紹介します。




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生前墓を建てる!メリット多くて将来子供に迷惑をかけないための終活

オシャレな洋風生前墓

昨今、流行の兆しを見せる自らの死に向けての準備である「終活」。

 

自分にもしもの事が有った際に残された家族・親戚、特に子供に迷惑をかけたくないという親心が終活の背景にあります。

 

終活の主な内容として資産の整理、人間関係の整理、葬儀の準備などが真っ先に思い浮かびますが、遺骨となった後の納骨先であるお墓探しも忘れてはいけない終活のひとつです。

 

実家は兄弟が継いで、自身は先祖代々の墓に納骨できない等の場合は、生前の自身のお墓を上手に準備できれば残される子供への負担を大きく減らす事が可能です。

 

今回は子供に迷惑をかけないための終活のお墓編として『生前墓』に関してご紹介します。



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港区のお墓探しのポイントを専門家が解説|人気のおすすめ墓地も紹介

港区のお墓を探す

東京都港区お墓探しに専門家がリサーチ

墓地と一口に言っても『公営霊園』『民営霊園』『寺院墓地』『共同墓地』と大きく分けて四つの形態があり、墓地によって宗派等の制限があったり、永代使用料や管理料が異なります。

また、墓石に関しても『石材の種類』『形』『大きさ』『現場の工事難易度』などによって大きく変わってきます。

すでに欲しい墓地が決まっている場合も決まっていない場合も、悩んでいるよりも先ずは予算等の希望条件から最適なプランの提案を受けて、それから塾考して決めた方が心身の負担も少なく効率的だと思われます。

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お墓探し前に知るべき3つの墓地の種類と特徴

三つある墓地の種類とそれぞれの特徴

『公営墓地』『民営墓地』『寺院墓地』3つの墓地の種類

都営墓地と市営墓地

墓地を大きく分けると『公営墓地』『民営墓地』『寺院墓地』の三つの墓地形態があります。

 

 公営墓地 各都道府県市町村などの白治体が管理・運営する墓地で、宗教の制限はなく石材店も自由に決められます。
 民営墓地 宗教法人や公益法人(財団法人や社団法人など)が経営する墓地で宗派不問で、指定石材店制度がある場合が多い。
寺院墓地 寺院が管理運営する墓地で、その寺院の檀家となり寺院行事の参加や寄付など檀家としての勤めが必要になり、指定石材制度がある場合が多い。





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