墓じまい後の遺骨の供養方法3選
墓じまいをすると、今あるお墓は撤去されます。しかし、お墓の中に納められていた遺骨まで「終わり」になるわけではありません。墓じまいで一番大切なのは、墓石を片付けることではなく、取り出した遺骨をどこで、どのように供養していくかを決めることです。

  • 「墓じまい後の遺骨はどうするの?」
  • 「先祖代々の遺骨がたくさんある場合は?」
  • 「自分たち夫婦が亡くなった後はどこに入ればいい?」
  • 「永代供養、樹木葬、散骨、手元供養のどれがいい?」

このような悩みを持つ方は少なくありません。

実際、改葬・墓じまいに関する調査では、墓じまいで大変だったことの1位が「遺骨の引っ越し先(改葬先)選び」でした。墓じまいを考える人にとって、遺骨の行き先選びは費用や手続き以上に大きな悩みになっています。

この記事では、墓じまい後の遺骨の行き先を7つに分けて、費用の目安、向いている人、注意点、必要な手続きをわかりやすく解説します。

先に結論:墓じまい後の遺骨の行き先は7つある

墓じまい後の遺骨の主な行き先は、次の7つです。

供養先 費用の目安 向いている人 注意点
合葬墓・合祀墓 1体あたり5万円〜30万円程度 費用を抑えたい、継承者がいない 一度合祀すると遺骨を取り出せない
永代供養墓 1体あたり10万円〜80万円程度 管理を寺院・霊園に任せたい 個別安置期間と合祀時期を確認する
樹木葬 1体あたり5万円〜70万円程度 自然に近い供養をしたい 合祀型か個別型かで費用と扱いが違う
納骨堂 1体あたり20万円〜100万円程度 都市部でお参りしやすい場所を選びたい 年間管理費や契約期間を確認する
散骨 1体あたり3万円〜30万円程度 お墓を残したくない 親族の理解、粉骨、実施場所のルールが必要
手元供養 数千円〜数十万円程度 遺骨の一部を身近に置きたい 最終的な納骨先を決めておく
新しい一般墓 100万円以上になることも多い 家族でお参りするお墓を残したい 継承者と管理費の負担が続く

迷ったときは、次のように考えると選びやすくなります。

  • 費用を抑えたいなら「合葬墓・合祀墓」
  • 継承者がいないなら「永代供養墓」「樹木葬」「納骨堂」
  • お参りの場所を残したいなら「納骨堂」「樹木葬」「永代供養墓」
  • 遺骨を自然に還したいなら「散骨」「樹木葬」
  • すぐに決めきれないなら「一時預骨」や「手元供養」
  • 自分たちの死後も同じ場所に入りたいなら「夫婦・家族で入れる永代供養墓」や「納骨堂」

遺骨の行き先を決める前に、墓じまい全体の流れや必要書類も把握しておくことが大切です。先に墓じまい全体の流れと必要手続きを確認しておくと安心です。

墓じまい後の遺骨は勝手に処分できない

墓じまい後の遺骨は、勝手に捨てたり、庭に埋めたり、どこにでも納めたりできるものではありません。

厚生労働省の「墓地、埋葬等に関する法律の概要」では、焼骨の埋蔵は墓地以外の区域では行えず、改葬を行うには市町村長の許可が必要とされています。

つまり、今あるお墓から遺骨を取り出して別の墓地や納骨堂に移す場合は、原則として「改葬許可証」が必要です。

改葬とは

墓地埋葬法では、改葬は「埋葬した死体を他の墳墓に移すこと」または「埋蔵・収蔵した焼骨を他の墳墓や納骨堂に移すこと」と定義されています。

難しく聞こえますが、一般的には「お墓の引っ越し」です。

墓じまいは、お墓を閉じて更地に戻すこと。改葬は、遺骨を別の場所へ移すことです。実際の墓じまいでは、この2つを同時に進めるケースが多くなります。

関連記事: 墓じまいをする意味|墓石撤去工事相場と改葬までの8つの流れ

墓じまい後の遺骨をどうするか決める前に確認すること

供養先を決める前に、まず次の5つを整理しましょう。

確認項目 確認する内容
遺骨の数 何柱あるか、骨壺のまま残っているか、古い遺骨が土に還っているか
墓地の管理者 寺院墓地、民営霊園、公営墓地のどこにあるか
祭祀承継者 お墓の名義人・管理者は誰か
親族の意向 合祀・散骨・手元供養に反対する人がいないか
自分たちの将来 夫婦・子ども世代が将来どこに入るか

特に大切なのは「遺骨の数」です。

合葬墓や永代供養墓は、1体ごとに費用がかかることが多いため、先祖代々の遺骨が多い場合は想定より高くなることがあります。反対に、古い遺骨がすでに土に還っている場合や、墓地の構造上すべてを取り出せない場合もあります。

現地確認は石材店に依頼し、見積もりの段階で「遺骨の取り出し」「骨壺の数」「土の中の遺骨の扱い」まで確認しておきましょう。

1. 合葬墓・合祀墓に納骨する

合葬墓・合祀墓は、複数の人の遺骨をひとつの供養塔や埋葬場所に納める供養方法です。

墓じまい後の遺骨の行き先として、最も費用を抑えやすい方法のひとつです。公営霊園の合葬墓では1体あたり数万円から利用できることがあり、民営霊園や寺院でも比較的低価格のプランが用意されています。

合葬墓・合祀墓が向いている人

  • 継承者がいない
  • お墓の管理を子どもに残したくない
  • 費用をできるだけ抑えたい
  • 先祖代々の遺骨をまとめて供養したい
  • 個別のお墓参りに強いこだわりがない

合葬墓・合祀墓の注意点

合葬墓の最大の注意点は、一度合祀すると遺骨を個別に取り出せないことです。

親族の中に「先祖の遺骨を他人の遺骨と一緒にするのは抵抗がある」という人がいる場合、後から大きなトラブルになることがあります。費用だけで決めず、親族に説明してから進めましょう。

また、合葬墓は「1体いくら」の料金設定が多いため、遺骨が10体ある場合は費用が10倍になることがあります。見積もりでは、総額でいくらになるかを確認してください。

関連記事: 合葬墓とは?公営と民営の費用相場から納骨堂との違いと選ぶ前の注意点

2. 永代供養墓に納骨する

墓じまい後の遺骨を永代供養墓に埋葬

永代供養墓は、寺院や霊園が遺骨の供養・管理を行うお墓です。

「子どもにお墓の管理を任せられない」「遠方でお墓参りに行けない」「自分たちの代でお墓を終わらせたい」という方に選ばれています。

永代供養墓には、最初から合祀されるタイプ、一定期間は個別に安置されるタイプ、夫婦や家族で入れるタイプなどがあります。

種類 特徴 費用の傾向
合祀型 最初から他の遺骨と一緒に納骨 安い
個別安置型 一定期間は骨壺ごとに安置し、その後合祀 中程度
夫婦・家族型 夫婦や家族単位で同じ区画に納骨 高め

永代供養墓が向いている人

  • 継承者不要の供養先を探している
  • お参りできる場所を残したい
  • 寺院や霊園に供養を任せたい
  • 先祖の遺骨と自分たちの将来の納骨先をまとめて考えたい

永代供養墓の注意点

「永代」といっても、永遠に個別供養されるという意味ではありません。

多くの場合、13回忌・17回忌・33回忌など一定期間を過ぎると合祀されます。契約前に、個別安置期間、合祀される時期、年間管理費、納骨できる人数、法要の内容を確認しましょう。

関連記事: 永代供養墓は無縁仏対策に最適!種類による費用の相場と特徴を解説

3. 樹木葬に納骨する

樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とする供養方法です。永代供養付きの樹木葬が多く、継承者がいない方や、自然に近い供養を望む方に人気があります。

樹木葬には、合祀型、集合型、個別型があります。

種類 特徴 向いている人
合祀型 他の人の遺骨と一緒に埋葬 費用を抑えたい
集合型 共同区画の中で個別の場所に納骨 費用と個別性のバランスを取りたい
個別型 個別区画に納骨 夫婦・家族で眠りたい

樹木葬が向いている人

  • 自然に還るイメージを大切にしたい
  • 一般墓より費用を抑えたい
  • 継承者不要のお墓を探している
  • 明るい雰囲気の供養先を選びたい

樹木葬の注意点

樹木葬は「自然葬」という印象がありますが、実際の形式は霊園によって大きく違います。

自然豊かな里山型もあれば、都市型霊園の一角に整備された庭園型もあります。遺骨を骨壺のまま納めるのか、土に還すのか、合祀されるのか、個別区画が残るのかを必ず確認しましょう。

また、樹木葬でも年間管理費がかかる場合があります。パンフレットの価格だけで判断せず、契約後の費用も確認してください。

関連記事: 自然葬カテゴリー

4. 納骨堂に納骨する

納骨堂は、屋内施設に遺骨を安置する供養方法です。

駅から近い施設や、天候に左右されずお参りできる施設も多いため、都市部で墓じまい後の改葬先を探す人に向いています。

納骨堂には、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式、位牌式などがあります。

納骨堂が向いている人

  • お参りしやすい場所を重視したい
  • 雨や暑さを避けて屋内でお参りしたい
  • 一般墓より管理負担を減らしたい
  • 夫婦や家族単位で納骨したい

納骨堂の注意点

納骨堂は便利な一方で、費用や契約条件に差があります。

特に確認したいのは、契約期間、年間管理費、納骨できる人数、将来的に合祀されるかどうかです。一定期間後に合葬墓へ移される施設も多いため、「ずっと個別に安置される」と思い込まないよう注意しましょう。

関連記事: 納骨堂の意味は?費用と選び方に合祀墓と永代供養墓との違い

5. 散骨する

墓じまい後の遺骨を散骨する

散骨は、遺骨を粉状にして海や山などに撒く供養方法です。墓じまい後にお墓を残したくない方、自然に還る供養を望む方に選ばれています。

海洋散骨の場合、主な形式は次の3つです。

散骨方法 特徴 費用の目安
委託散骨 業者に遺骨を預け、家族は乗船しない 3万円〜5万円程度
合同散骨 複数家族で船に乗り合わせる 10万円〜20万円程度
個別散骨 一家族で船を貸し切る 20万円〜50万円程度

散骨が向いている人

  • お墓を残したくない
  • 維持管理費をなくしたい
  • 故人が自然に還ることを望んでいた
  • 海や自然に思い入れがある

散骨の注意点

散骨を選ぶ場合は、親族の理解が欠かせません。

散骨後はお墓参りをする場所がなくなります。命日やお盆に手を合わせる場所が欲しい家族にとっては、気持ちの整理が難しいことがあります。

また、散骨には粉骨、周辺環境への配慮、自治体や地域のルール確認が必要です。厚生労働省は「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」を公表しており、事業者選びではガイドラインに沿って実施しているかを確認しましょう。

関連記事: 海洋葬とは?費用や散骨手順とメリットとデメリットを解説

6. 手元供養をする

墓じまい後の遺骨を手元供養する

手元供養は、遺骨や遺灰の一部を自宅で保管したり、ミニ骨壺やペンダントに納めたりして供養する方法です。

墓じまい後、すべての遺骨を自宅で保管するのは現実的に難しいことが多いため、永代供養墓・樹木葬・納骨堂・散骨と組み合わせる形が一般的です。

手元供養が向いている人

  • 故人を身近に感じていたい
  • すぐに納骨先を決められない
  • 遺骨の一部だけを手元に残したい
  • 遠方の墓地に通えないが、自宅で手を合わせたい

手元供養の注意点

手元供養は、現在の家族にとっては安心感があります。しかし、供養する人が亡くなった後、遺骨の行き先が再び問題になることがあります。

手元供養を選ぶ場合は、「最終的にどこへ納骨するか」まで決めておくと安心です。

たとえば、遺骨の大部分は永代供養墓へ納骨し、一部だけを手元供養にする。将来、手元供養していた遺骨も同じ永代供養墓へ納められるよう契約しておく。このように出口を決めておくと、次の世代が困りにくくなります。

7. 新しい一般墓に移す

墓じまい後、別の地域に新しいお墓を建てる方法もあります。

たとえば、実家のお墓が遠方にあり、今後は自宅近くでお参りしたい場合は、近くの霊園に新しいお墓を建てて改葬する選択肢があります。

新しい一般墓が向いている人

  • 家族でお参りできるお墓を残したい
  • 先祖と自分たちが同じお墓に入りたい
  • 子ども世代もお墓を継ぐ意思がある
  • 宗旨・宗派に沿った供養を続けたい

新しい一般墓の注意点

新しいお墓を建てる場合、墓地の永代使用料、墓石代、彫刻費、納骨費、年間管理費がかかります。一般的には、墓じまい後の供養先の中では費用が高くなりやすい方法です。

また、せっかく移しても、次の世代が遠方に住むようになれば、再び墓じまいが必要になる可能性があります。

新しい一般墓を選ぶ場合は、子ども世代の居住地、承継の意思、将来の管理費まで話し合っておきましょう。

関連記事: お墓の値段と費用相場は?永代使用料.墓石代.墓地管理費

すぐに決められない場合は一時預骨も選択肢

墓じまいを進めたいけれど、遺骨の行き先をすぐに決められないこともあります。

その場合は、寺院や霊園、納骨堂などで一時的に遺骨を預かってもらう「一時預骨」を検討しましょう。

一時預骨を使えば、墓石撤去の期限に追われながら無理に改葬先を決める必要がありません。親族との話し合い、費用比較、現地見学の時間を確保できます。

ただし、一時預骨には期限や保管料があります。預けっぱなしにせず、最終的な供養先を決める期限を家族で共有しておきましょう。

先祖の遺骨と自分たちの遺骨は同じ場所にすべき?

墓じまいを考えるとき、多くの方が悩むのが「先祖の遺骨」と「自分たち夫婦の遺骨」をどうするかです。

必ず同じ場所にする必要はありません。

先祖の遺骨は合葬墓へ、自分たちは夫婦で入れる樹木葬へ。先祖の遺骨は永代供養墓へ、自分たちは納骨堂へ。遺骨の大部分は散骨し、一部を手元供養にする。このように分けて考えることもできます。

ただし、家族がお参りしやすいか、将来の手続きが複雑にならないかは重要です。

考え方 向いているケース
先祖も自分たちも同じ永代供養墓にする 家族の供養先を一本化したい
先祖は合葬墓、自分たちは個別型にする 費用を抑えつつ自分たちの場所を残したい
先祖は散骨、自分たちは納骨堂にする 先祖の遺骨が多く、お参り先は別に残したい
先祖は永代供養、自分たちは子どもに任せる まだ自分たちの意向が固まっていない

大切なのは、「今のお墓をどう終えるか」と「これから家族がどこに手を合わせるか」を分けて考えることです。

墓じまい後の遺骨の行き先を決める手順

墓じまい後の遺骨の行き先は、次の順番で決めると進めやすくなります。

  1. 現在のお墓の名義人・管理者を確認する
  2. お墓に納められている遺骨の数を確認する
  3. 親族に墓じまいの意向を伝える
  4. 遺骨の行き先候補を比較する
  5. 改葬先の見学・資料請求をする
  6. 墓地管理者に墓じまいの相談をする
  7. 石材店に墓石撤去の見積もりを依頼する
  8. 改葬許可申請に必要な書類を確認する
  9. 閉眼供養・遺骨取り出し・墓石撤去を行う
  10. 改葬先へ納骨する

先に墓石撤去だけを決めてしまうと、遺骨の行き先が決まらず困ることがあります。

基本は「改葬先を決める」「書類をそろえる」「墓石撤去をする」の順です。

改葬許可申請で必要になる主な書類

墓じまいで遺骨を別の墓地や納骨堂へ移す場合、一般的には次の書類が必要です。

書類 発行・入手先 内容
改葬許可申請書 現在のお墓がある市区町村 改葬を申請する書類
埋葬証明書・納骨証明書 現在の墓地管理者 遺骨が現在のお墓に納められている証明
受入証明書 新しい納骨先 改葬先が遺骨を受け入れる証明
申請者の本人確認書類 申請者本人 自治体により必要

必要書類や書式は自治体によって異なります。特に先祖代々の古い遺骨は、名前や死亡年月日が不明なこともあります。その場合の書き方は、現在のお墓がある自治体に確認しましょう。

墓じまい後の遺骨でよくあるトラブル

墓じまい後の遺骨の行き先をめぐって、次のようなトラブルが起こることがあります。

親族が合祀に反対する

合祀は費用を抑えやすい一方で、遺骨を取り出せなくなります。親族の中に強い抵抗がある場合は、個別安置期間のある永代供養墓や納骨堂も検討しましょう。

散骨後にお参り先がなくなって後悔する

散骨はお墓を残さない供養です。家族が手を合わせる場所を求める場合は、散骨証明書、メモリアルプレート、手元供養、分骨などを組み合わせると気持ちの整理がしやすくなります。

遺骨が多く、費用が予想以上に高くなる

合葬墓や永代供養墓は、遺骨の数で総額が変わります。墓じまいの見積もりでは、墓石撤去費だけでなく、改葬先の納骨費用も含めて比較しましょう。

改葬先を決める前に墓じまいを進めてしまう

改葬先が未定のまま墓石撤去を進めると、取り出した遺骨の一時保管に困ることがあります。必ず遺骨の行き先を先に決めておきましょう。

寺院との離檀料で揉める

寺院墓地の場合、墓じまいの相談時に離檀料やお布施の話が出ることがあります。法外な金額を求められた場合は、その場で即決せず、親族や専門家、自治体の相談窓口などに相談しましょう。

関連記事: 墓じまいでよくあるトラブルの回避ポイントと代行業者の選び方

墓じまい後の供養先を選ぶチェックリスト

供養先を決める前に、次の項目を確認しましょう。

  • 遺骨を個別に残したいか、合祀でもよいか
  • お参りできる場所を残したいか
  • 継承者が必要か不要か
  • 年間管理費がかかるか
  • 将来、合祀される時期はいつか
  • 親族が納得しているか
  • 自分たち夫婦も同じ場所に入れるか
  • 遺骨が複数ある場合の総額はいくらか
  • 改葬許可申請に必要な書類を確認したか
  • 墓石撤去の見積もりを複数社で比較したか

墓じまいは、一度進めると元に戻しにくい手続きです。特に合祀や散骨は、あとから遺骨を取り戻せないことがあります。費用だけでなく、家族の気持ちと将来の供養のしやすさを合わせて考えましょう。

石材店・霊園に相談するときの質問リスト

墓じまい後の遺骨の行き先について相談するときは、次の質問をしておくと安心です。

  • 遺骨の取り出し費用は見積もりに含まれていますか
  • 墓石撤去後、更地に戻す費用は含まれていますか
  • 産業廃棄物の処分費用は含まれていますか
  • 改葬許可申請のサポートはありますか
  • 遺骨が複数ある場合、納骨費用はいくらになりますか
  • 合祀後に遺骨を取り出すことはできますか
  • 個別安置期間は何年ですか
  • 年間管理費はありますか
  • 将来自分たち夫婦も同じ場所に入れますか
  • 親族向けに説明できる資料はありますか

見積書では、墓石撤去費だけでなく、閉眼供養、遺骨取り出し、行政手続き、納骨費、管理費まで総額で確認しましょう。

よくある質問

墓じまい後の遺骨は必ず別のお墓に入れないといけませんか?

必ず一般墓に入れる必要はありません。永代供養墓、合葬墓、樹木葬、納骨堂、散骨、手元供養など複数の選択肢があります。ただし、遺骨を別の墓地や納骨堂へ移す場合は、原則として改葬許可が必要です。

墓じまい後の遺骨を自宅に置いてもいいですか?

遺骨を自宅で保管すること自体は可能です。ただし、庭など墓地ではない場所に埋めることはできません。また、手元供養をする場合も、将来的に誰が管理し、最終的にどこへ納骨するかを決めておきましょう。

先祖代々の遺骨が多い場合はどうすればいいですか?

まず石材店に現地確認を依頼し、遺骨の数や状態を把握しましょう。合葬墓や永代供養墓は1体ごとの費用になることが多いため、複数の納骨先で総額を比較することが大切です。

散骨すれば改葬許可証は不要ですか?

扱いは自治体や状況によって異なります。今あるお墓から遺骨を取り出す場合、墓地管理者や自治体から改葬許可証を求められることがあります。散骨業者にも必要書類を確認しましょう。

合祀と永代供養は同じですか?

同じではありません。永代供養は寺院や霊園が供養・管理を行う仕組みで、合祀は他の人の遺骨と一緒に納骨する方法です。永代供養墓の中に合祀型がある、と考えるとわかりやすいです。

墓じまい後、自分たち夫婦も同じ場所に入れますか?

供養先によります。夫婦用・家族用の永代供養墓、樹木葬、納骨堂であれば可能な場合があります。先祖の遺骨だけでなく、自分たちの将来の納骨枠も含めて契約できるか確認しましょう。

親族に反対されたらどうすればいいですか?

すぐに手続きを進めず、反対理由を確認しましょう。合祀が不安なのか、散骨が不安なのか、お参り先がなくなることが不安なのかで代替案は変わります。個別安置のある永代供養墓や納骨堂を見学してもらうと、理解が進むことがあります。

墓じまい後の遺骨の行き先はいつまでに決めるべきですか?

墓石撤去の前に決めるのが基本です。改葬先が決まっていないと、改葬許可申請や納骨の日程が進みにくくなります。どうしても決まらない場合は、一時預骨を検討しましょう。

まとめ:墓じまい後は「遺骨の行き先」を先に決める

墓じまい後の遺骨の行き先には、合葬墓、永代供養墓、樹木葬、納骨堂、散骨、手元供養、新しい一般墓などがあります。

費用を抑えたいのか、お参りできる場所を残したいのか、継承者不要にしたいのか、自分たち夫婦も同じ場所に入りたいのかによって、選ぶべき供養先は変わります。

大切なのは、墓石を撤去する前に遺骨の行き先を決めておくことです。

墓じまいは、今あるお墓をなくす手続きではなく、これからの家族に合った供養の形へ整える手続きです。親族と話し合い、複数の供養先と石材店を比較し、納得できる形で進めましょう。

お墓探しのミカタでは、墓じまい、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、石材店探しなど、お墓に関する相談内容に合わせて、地域の石材店・霊園探しを無料でお手伝いしています。